解決済み
売る人も、買う人も知識が浅いかないことが原因だと想像します。 量販店の販売店スタッフは、スーツに対する知識が深いわけでもないし、特段、好きなわけでもないです。 学生も、そんな知識なんてないし、ネットの情報では「黒が無難」と書かれていますし、おしゃれに敏感でも、若葉マークなわけです。 黒はかっこいいと、思っているフシがある。 すると、販売員は「みなさん、黒をお求めですよ」とか「黒が無難ですよ」とか勧めた方が、手っ取り早い。 ヘンに知識や経験が豊富な、ここの回答者みたいに「なんで黒が無難であるのか?ソモソモ・・・」なんて突っ込まれることもないんです。 「お客さまには、こちらの色の方が・・・とか、どんな業界を目指しているんですか・・・とか、実際に使う季節は・・・」なんて質問しながら、スーツ買ったこともない若者とコミュニケーションなんて、面倒だったんでしょう。多分。 「これは、無難です。」 就職氷河期で、とにかく競争が激しい中、競争を勝ち抜くためにこの世代がとった戦略が「無難」だったのだと思われます。 普通に考えれば、母数の極端に少なかった氷河期に、わざわざ「とんがる」必要もないわけです。 そう言うことで、販売側と購入側の思惑というか、手っ取り早さと、安心を手に入れるという考えから、黒いスーツが広まったと考えます。 流行り始めたのと、氷河期がどうにも一致するし、学生の動向を見ていても、そんな感じがするんです。 「みんなと一緒が安心」なんです。 面接者はスーツの色なんて、誰も気に留めてさえいないのにね。
なるほど:1
金融の仕事じゃないので業界ルールみたいのは詳しくはないんですが、無難にいくならチャコールグレーになるんじゃないでしょうか。 本来、ネイビーとチャコールグレーの無地はどちらもダークスーツと呼ばれてビジネスの中でも最もフォーマル度が高く誤解を恐れずに言えば保守的な色です。しかし日本ではしばしばそういった西洋の考え方とは異なる考え方をされる場合があります。以前、金融関係ではないですがネイビーのスーツはけしからんという取引先の方にお会いした事があります(あえていちいち訂正などしませんでしたが)。前述の通りネイビーの無地はスタンダードなスーツの色柄なんですが、どういう勘違いなのかネイビーがダメという人がいたりして不幸にも人事権を持っていたりするんですね。その人曰く「色があるのは良くない」そうで…。 そういう感覚の人を避けて無難にいくなら、チャコールグレーの無地という選択肢になるんじゃないかと思います。 で、黒の就活スーツですが…。これは私もずっと気になっていて色々調べたことがあります。基本的にmidさんの回答が最も現状に近いと思います。 就活生の黒スーツが大きく広まったのは1990年代末から2000年代初頭にかけてです(実は私が就活をしていた頃です)。この当時はいわゆる就職氷河期で経済ニュースでは不況だ不況だと連日の様に言っていましたので、いろんなシーンに対応出来るスーツということで一見無難に見える黒の需要が高まったと思われます。 また1990年代末はモード系等のファッションが盛り上がった頃でもあり、就活向けとは別にDCブランド等からスタイリッシュな黒スーツが販売され、黒スーツが良くも悪くも一般化した頃です。そういった流れから、黒スーツが浸透し次第に定番化、「就活は黒スーツ」という謎の公式が出来てしまったのではないかと思われます。
なるほど:1
元オーダースーツで働いていた者です。 黒は黒でも、礼服とスーツでは全く違います。 礼服とビジネススーツを並べてみると全く色が違います。(礼服は漆黒) それは染め方が根本的に違うからで、礼服は技術がいります。礼服とスーツが値段が違うのもそこからきています。 なので、就活に黒がダメなのではなく、冠婚葬祭にビジネススーツ(黒)を着てくる人がマナーがなってないだけです。 話が逸れましたが、新卒であればビジネススーツの黒がいいです。 中途であれば、金融会社の雰囲気にもよりますが、黒シャドーストライプから濃紺(落ち着いたネイビー)がいいです。
なるほど:1
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