公務員という語には色々な意味がありますが、職業として目指す意味の公務員として考えます。 まず、大きく分けて国家公務員と地方公務員があります。 国家公務員は国が雇用している職員、地方公務員は地方公共団体(A県・B市・C町・D村・E事務組合など※・東京23区など)が雇用している職員です。 ※事務組合等は名称だけで判断すると地方公共団体ではない場合がありますので、総務省のWebページに記載されている https://www.soumu.go.jp/main_content/000682046.pdf に記載されている団体のみと考えてください。 公務員になるには、各団体(国・都道府県・市町村・上記の事務組合等)が実施する試験を受けて合格する必要があります(稀に東京23区の様に共同実施する場合もあります)。 よく誤解を受けるのですが「公務員試験」という試験や「公務員資格」という資格はありません。 B市の職員になりたいならば、B市の実施する職員採用試験を受けて、合格すれば良いというだけで、その点では民間の企業に採用されるのと変わりはありません。 試験は基本的に、大卒程度(上級)・短大卒程度(中級)・高卒程度(初級)と呼ばれる区分があり、大卒程度が合格難易度が高く、初任給が高いです。 但し、高卒程度も採用枠が少なく、基本的に難関の試験と言えます。 また、社会人経験者を対象とした区分等もあります。 受験できる条件は年齢や学歴で定められていて、例えば同じ「大卒程度」と言っても、団体・職種ごとに変わります。 基本的には取得せねばならない資格はありません。 ですから、フリーターでも条件に合えば受験できますし、試験の結果が良ければ採用されます。 試験としては筆記試験と面接などの人物試験に大別されます。 公務員は信用が大切な職業ですし、学力の高さが仕事の能力と比例しないことから、面接重視の傾向が強まっていると言われています。 面接では人柄・コミュニケーション能力・ストレス耐性などを測っていると考えられます。 公務員の種類と受験のしかたは、大体こんなところです。 用語や分類の仕方は色々ありますので、ご自身でもWeb等で情報を集めながら、整理していくと良いと思います。
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