特定求職者雇用開発助成金の対象労働者について 下記のように ・母子家庭の母等 ・父子家庭の父（児童扶養手当を受…

Question

特定求職者雇用開発助成金の対象労働者について

下記のように
・母子家庭の母等
・父子家庭の父（児童扶養手当を受給している方に限る）
とうのがありますなんで父子家庭は条件付きなんですかね？
男女雇用機会均等法に違反しているような男女差別だと思いますが、国がそうしているからには、なんか真っ当な理由があるのでしょうか？

例えば対象にならない父子家庭の人と、母子家庭(あるいは対象となる父子家庭)の人が応募してきたとします
どちらも採用に値する人であるが、雇入れできるのは一人のみ
どちらにするか迷った場合「助成金が出るならそっちにするか」ってあり得ますよね
このように著しく就職に不利になりえます
就労を支援するためにあるはずなのに、どういうことなのでしょうか？

Answer 1

なぜなら、それは採用する側の意識の問題だからです。

母子家庭の母親を採用する場合、事業主は「その子供が病気になったら？」「学校で問題が起こったら？」と考えて採用するのをためらってしまうことが多いからです。

一方、父子家庭の父親に対しては、そのような意識を特に持たずに採用を考えます。

もちろん、これこそ偏見なのですが、現実にそのような採用を事業主がしてしまう傾向があるから、男女の雇用機会が均等となるよう母子家庭の母親と父子家庭の父親の対象に差を設けてバランスを取っているのです。