「大丈夫ですか?」と質問されているのは、日本の企業全般の経営を質問されているのではなく、「金融系はこれから穴が空いてくる」と言うことに対して、どうなのかを具体的に知りたいと言うことですよね。 特に、NTTグループに対して。 質問には、そう書かれているのですから。 「金融系はこれから穴が空いてくる」の穴を埋めて行くのが、IT企業の役割です。 よって、穴が空けば、空くほど、質問に書かれているようなIT企業達は、逆にチャンスが上がって行きます。 しかし、やり方次第です。 やり方を失敗すれば、弱体化し、やり方が上手く行けば、大きく企業成長して行くと言う、中間的な位置(無難な位置)のない、両極端になると思います。 すなわち、ふるいにかけられ、がんがんと落とされるが、落とされずに残れば、どんどんと大きく成長して行きます。 [金融機関でのIT企業] バブル崩壊後に、沢山の銀行が合併しました。 その際にシステムを作成していたのは、富士通、日立、NEC、IBM等の古くから活躍しているIT企業達です。 NTT系は、私の知る限り全くなかったです。 あったのかも知れませんが、あっても、比較的少なかったのは確かです。 NTTは、日本電信電話公社の時代を含めれば、技術系企業としては、かなり古いです。 しかし、電話が専門です。 よって、銀行のシステムでは、富士通、日立、NEC、IBM等で行われていて、当然と言えば、当然なことです。 ただし、銀行に関係なく、IT全般では、NTTグループは、新しい技術への展開に優れています。 クラウドコンピューティング関係は、世間がクラウドコンピューティングについて騒ぎ出す前から展開されています。 IT関係も、世間がITについて騒ぎ出す前から展開されています。 「開発を始めるのが、他よりも早い」と言うレベルではなく、既に実用化で、どんどんと展開されて行きます。 「穴を埋めて行くのが、IT企業の役割り」と前述しましたのは、新しく展開されて行くサービスですので、NTTグループの得意分野です。 そのため、質問者さんが調べた金融関係に力を入れているIT企業は、NTTグループが多かったのだと思います。 NTTグループは、金融周りのシステムが、これから成長して行く分野として目を付けたのだと思います。 前述しました通り、「金融系はこれから穴が空いてくる」の穴を埋めて行くのが、IT企業の役割りだからです。 特に、NTTグループは、今まで築き上げたクラウドコンピューティング関連の技術を活かせるので、有利であることは確かです。
大丈夫かどうかは、経営者や社員さんなど中の人次第でしょう。 日本企業は国際的な競争力は弱まっているので、若い世代の頑張り次第だと思います。 企業になんとかしてもらおうという意識の人ばかりの企業は、競争力の回復という意味では、むしろ淘汰された方が良いんじゃないかな。でないと市場を中国に食われてしまうんじゃない。
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