ほとんど組織の決めた潜入先へ潜伏します。しかし、公安捜査は事案の特殊性と保秘の観点から、公安警察官のみで行われます。 公安警察官はたとえ他部門の警察官が同事案を扱っていたとしても、情報交換をせず、警察内部でも秘密主義的であるとされます。つまり自分以外に公安警察官が同じ現場にいたとしてもお互いの存在を知らないまま捜査をするということです。このことを唯一知っているのは公安警察の一部トップであり、ほんの数名です。警視総監も警察庁長官も全て把握しているわけではありません。 ただし、過去に警視庁では警察庁長官狙撃事件において、一つの特別捜査本部に公安部と刑事部双方が投入されたこともありました。ところが、双方に情報が分散してしまい、十分な捜査情報が共有されなかったという結果になってしまいました。例えば、警察庁長官狙撃事件の際は、事件現場にいたとされるオウム真理教信者の警視庁警察官を、南千住警察署特別捜査本部に投入されていた公安部公安第一課が長期間の軟禁状態にし、事情聴取までしていたにもかかわらず、同じ特別捜査本部に投入されていた刑事部にその情報を一切公開しなかったことで捜査に支障が生じた、というようなことです。
自分で決めるのは既に組織性が失われています。
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