愛知県警や広島県警など、それぞれの都道府県の名前がついた警察がありますが、東京都警というのは聞いたことがありません。それ…

Question

愛知県警や広島県警など、それぞれの都道府県の名前がついた警察がありますが、東京都警というのは聞いたことがありません。それが警視庁ということでいいのですか？警察庁というものもあるみたいなのですが、違いはなんでしょうか？

Answer 1

ID非公開さん

これは戦前の歴史まで遡ります。
戦前は東京都の警察を管轄するのは、内務省
内に置かれた警視庁でした。つまり戦前の
警視庁は国家行政組織の枠組み内のものだった
のです。
その後、敗戦を迎え全国47都道府県をそれぞれ
質問者様が質問内容に記載されているように
愛知県警や広島県警となりました。そして、
東京都も東京都警になる予定でしたが、当時の
国会で伝統ある名称を残したい、ということか
ら東京都のみ「警視庁」という名称になった
のです。警視庁は実質的には東京都の警察本部
ですがその他の道府県警察と異なり、トップは
全国で1名の警視総監です。他の道府県警察本部
長は警視監か警視長のいずれかです。実質的には
東京都の警察本部ですが、全てに東京都を用いて
いません。例えば警視庁〇〇警察署やパトカーの
表示等です。
警察庁というのは国家公安委員会の特別な外局で、
これは戦後設立されました。全国の警察の本部で
す。警察庁のトップは警察庁長官であります。
ここから考えると警視庁の方が歴史が古いことが
わかります。

Answer 2

47都道府県の中で、東京都だけが警視庁といいます。他はそのままストレートに北海道警察とか、沖縄県警察…などです。

警察庁は、全国的な警察行政や各警察本部間の連絡調整を行います。簡単にいうと、全国の警察の総まとめ役の組織ですね。

Answer 3

・警察本部は、東京都では警視庁、道府県では道府県警察本部と呼称される。

東京だけは国（内務省）の直轄で
警視庁という特別な名前みたいです。

・警察庁は、全国的な警察行政や
各警察本部間の連絡調整を
行う全国の警察の総まとめ役の組織。

との事です(*´-`)