人によりけり。 かつては、巡査長で定年退職するのが多かった。『踊る大捜査線』でいかりや長介が演じた和久さんもこれ。「巡査長」という階級そのものが、職務経験を重ねた者に無試験で付与する制度だった。 最近では、全都道府県警とも、退職金を上げさせ、年金を上げさせるために、強制的に「巡査部長」までは昇任させることにしている。 ノンキャリ最高峰は、現在のところ「推薦組」の『警視長』だが、1988年から採用している国家公務員Ⅱ種(現在の「一般職」)組の準キャリが「警視長」の階級に付く年齢に差し掛かり、ノンキャリの警視長は姿を消すことになる。 そうなれば、ノンキャリ最高峰は、一段低い「警視正」に据え置かれる。 ただ、警察もほかの階級で構成されている集団と同様、極端なピラミッド型を形成しており、下級階級ほど数が多い。平均的な警察官の定年退職時の階級は、「警部補」。所轄の課長にもなれない。
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