全国手話検定試験、、、たとえ、1級の試験に合格したとしても、公的な手話通訳や個人的な用事(病院、学校、市役所)での派遣通訳等の依頼はありません。 手話通訳者全国統一試験、、、合格者は、登録通訳者として、県や市町村に登録ができますので、派遣通訳の依頼があります。時給2000円~3000円ぐらいの報酬が得られます。 手話奉仕員養成講座は、18歳以上で、その地域に住んでいることが、条件だったと思います。市町村によって、条件が違うことがあるので、確認してください。 手話通訳者になるには、まずは、市町村の社会福祉協議会主催の「手話奉仕員養成講座」の入門と基礎講座を受講する。 地域によって違いますが、週に1回、2時間の講義を、1年半から2年間受講して、卒業します。 その次に、県の手話通訳養成講座を、週に1回、2年間、受講します。 これで、4年間、手話を勉強したことになりますが、これだけでは、手話通訳者には、なれません。 4年間の講座を卒業した後も、手話通訳問題研究会の講義等を受けます。 そして、手話通訳者全国統一試験に、合格して、初めて、県または市町村の登録手話通訳者になれます。 でも、週に1回、4年間、勉強しただけでは、通訳者になることは、ほぼ不可能です。手話通訳者全国統一試験の合格率は、平均15%ぐらいなので、とっても難しいです。その上の手話通訳士になるための試験は、さらにレベルが高いです。 なので、4年間の講座受講中に、できるだけ、毎日、手話と接する環境が必要です。 努力すれば、早ければ、5年~6年ぐらいで、手話通訳者全国統一試験に合格できる可能性がありますが、適当な気持ちで、勉強したのでは、10年経っても、通訳者には、なれません。 県や地域の登録手話通訳者になっても、収入は、ほとんどないので、これだけでは、生活出来ません。 本業がちゃんとあって、手話通訳は、あくまで、ボランティア活動の一環という形になります。ご理解くださいね。
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