解決済み
乙4はガソリン、石油重油やアルコールなどの取り扱いに必要な資格で、ガソリンスタンドには必ず有資格者が必要です。また、それらを運ぶタンクローリーの運転手にも必要となります。 意外に実務上必要とされているのは、重油のタンク(地下タンクが多い)を持っている会社です。 空調(暖房)やお湯(浴場)用のボイラーを持っているところはその燃料として重油を使用しているところが非常に多く、各種工場はもちろん、病院、学校、銀行やデパート、ホテル、旅館、役所などの公共施設など多岐にわたります。 最近はヒートポンプ式のマルチエアコンで空調を処理する建物が増えていますが、昭和や平成前半までにできた建物や、最近でも大型の建物の空調は、今でも重油を使用していることが多いです。 実例として滋賀県大津市HPで公表されている危険物取扱施設のリストを添付します。危険物の種類までは分かりませんが、リストの8割方は乙4対応で、地下貯蔵タンクはほぼ全て乙4だと思います。 https://www.city.otsu.lg.jp/material/files/group/113/siryouhenn-11-12-201903.pdf 資格取得の大変さと比較しても、持っておいて損はない資格です。頑張ってください。
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