解決済み
編集者にもいろいろあるんだけど、「出版関係の編集」ということで答える。 まず、前提として、20年来の「出版不況」がますます進行しており、本・雑誌がどんどん売れなくなっている。ので、業界は、斜陽化していることを念頭に置かなければならない。 「出版関係の編集」の仕事をするには ① 版元(出版社)に就職し、編集部門に配属される。 ② 編集プロダクションなど、下請け会社に就職(バイトもアリ。だけど、一生バイトのこともアリ)する。 ③ フリーランスとして活動する。 ーーの、大きく、3通りの方法がある。 ①は、採用数が少ない(出版不況だから)のに、就職希望者が多い(マスコミは人気業種だから)ので、東京大、一橋、早慶など、高学歴者しか採用されない。まず、ここを目指すべき。 ②は、大きさも、版元との近さも、さまざまな会社が入り混じっており、版元と近い関係にあり規模が大きい会社ほど、版元に近い好待遇が得られる。この構図は、テレビ局と番組制作会社の関係と似ている。すなわち、零細編集プロダクションは、底辺大卒でも、専門学校卒でも、採用する。待遇は劣悪。 ③は、①か②で活躍した人材が、諸般の事情で、会社を辞めて自営業になる。経験なしでいきなりフリーランスは無理。 つまり、編集者としてまともに生きていくには、①を目指さなければならない(①で就職できなかった層が、順次②に滑り落ちてくる。ので、②でも大手は、高学歴ばかり)。 東京大に毎年多くの合格者を出している高校に進学して、漏れなく5教科7科目を受験勉強し、東京大(か、それに匹敵する大学)に進学・卒業しなければならない。 きみらが大学を卒業するころには、出版不況は今よりさらに深刻化して、版元は、新規採用をもっと絞り込んでるだろうな。「編集者」になるには、ずっと難しくなるってことだ。 資格? 何にもいらんよ。法曹(弁護士)資格でも持ってりゃ、版元で重宝されるんじゃないか? おれ(元新聞記者のノンフィクション作家)らの周りじゃ、法曹資格・医師免許を持つ新聞記者が、重宝されてるから。
なるほど:1
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