ゲームプランナーで年収1000万を稼ぐことってできますか？

Question

ゲームプランナーで年収1000万を稼ぐことってできますか？将来的にフリーで働いたり、企業に所属してるときにものすごくいいアイディアを出して、そのおかげで大ヒットのゲームができたりしたら、年収はどのくらいになるのでしょうか？

またこの先のゲーム業界はどうなっていくのでしょうか？

高校生です。

Answer 1

製作会社に入ったままなら1000万は厳しい…
自分一人で妙案を閃き大ヒットを決めても、雇われの身では利益を会社に吸い上げられてしまいます。
もちろん会社によって違うでしょうが、一介の社員ならヒラで年収300～400万、中間管理職（30過ぎくらい）で500万～が相場ですかね。

逆にフリーになれば大ヒットさせた分だけガッポリです。将来ゲーム史に残るような大ヒットシリーズを作ったらすぐ独立してフリーになってから続編を発売してください。分かりやすい例でいえば「スマブラ」の生みの親である桜井政博氏は初期作が大ヒットを収めた後所属の「ハル製作所」を退社し「有限会社ソラ」を立ち上げています。1000万なんてはした金、年収ウン億はあるでしょうね。

これから先のゲーム業界は微妙な感じです。国内では少子化が進み間違いなく需要が縮小していきます。
現在のゲーム売り上げの主戦場である海外（北米、欧州）の市場も、未曾有の経済不況の煽りをモロに受けています。世界経済が立ち直らなければやはり厳しいでしょうね。新たに中国市場を開拓できれば面白いですが、中国人にテレビゲームの文化が根付くのはいつのことやら。

とにかくまずは製作所に入り、ノウハウや人脈を手に入れることですね。そこからヒット作を生み出すべく頑張ってください。

Answer 2

ゲーム業界にも顔突っ込んだことのあるおじさんから、雑学だけ差し上げます。

ゲーセン（外遊）用のゲームマシン市場（日本国内）の大きさは、年間約３０００億円。頭打ち。
家庭用ゲーム機市場は、ハード・ソフト（日本国内）合わせ年間約１兆円。微増中。

ゲームプランナーであれば、ソフト側ですね。いわゆる、ゲームの中身の『物語作りのプロ』なわけで。
日本・欧米・中国と韓国、というように激しく嗜好性（好みのゲーム）が異なるため、ゲームソフト業界は難しい運転が続いています。
世界経済の不況の問題は大きいですが、例えその問題が好転しても、嗜好性の問題でソフトウエアの企画は、極めて難しい調整力と、時には、向いていない地域向けは作らない、という思い切りの要る判断も求められています。無理に出しても売れずに大赤字なんてのが毎年連発です。

良い冒険旅行や取材を根気よく続けて生きた知識を身に付け、それをゲームに反映できる編集力を身につけられるよう、日々研鑽してください。