解決済み
co2半自動溶接機ミニ190(YD190SL7)で0.8ソリッドワイヤー(銅メッキなし)を使用して溶接しているのですが、毎回アークスタート時にバンッと弾ける感じであまりよくありません。毎回ワイヤー先端に凝固球ができるのですが、本体側の故障でしょうか??電流微調整ダイヤルを増減に触ってもうまいこといかなくて困っています。
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昔のミニとは違いアークスタートの時のワイヤの送りを遅くして、ワイヤが突っ込まないようにしてある溶接機(ワイヤスローダウン機能付き)なので、アークスタートに問題は起きにくいはずなのですが・・。 それに無負荷電圧は32Vと低い溶接機なので、アーク終了時にワイヤはそれほど燃え上がらないから球はできにくいはずですが・・。 スタートのパッパパンは母材ケーブルが細くて長いことはないですか? メーカー推奨は22sqケーブルです、これは絶対に必須です。 長さは5m以内にしてください、それより長くする場合はケーブルサイズを32sqにしてください。 そして母材ケーブルはどのようにして溶接物につながっているのでしょうか。 ケーブルを作業台に付けて溶接物は作業台との接触で流れているのでしょうか。 この母材ケーブルの締め付けを点検してください、作業台の上を綺麗にしてできればグラインダーでザーと研磨してください。 もしもアースクランプをご使用でしたらクランプの先にスパーク傷などが無いか点検と補修をしてください。 以上でご説明したようにアークスタートについては「電気の流れが悪い」ことで起きることが多いです。 上記は母材側のケーブルについてだけ書きましたが、送給装置側を伸ばしているようでしたら、送給装置側ケーブルの締め付けやサイズや長さも見直してください。 そして念のためプラスとマイナスを間違っていないかも。 そして一次線は少なくとも5.5sq以上で締め付けは完全かについてもチェックします。 次にアーク終了後の球ですが、こちらはワイヤ送給をチェックします。 ワイヤの送りが硬いようでしたらスイッチを切ったら瞬時にワイヤがストップするので燃え上がりが多くなります。 設計上は送給ローラーが惰性でローラー1/5回転ぐらい回ると想定して電圧が切れるのを遅らせています、ワイヤの送り系統が異常に硬くなっていて惰性どころか瞬時に停止したら電気が残っていますのでボッと燃え上がることになります。 ローラーの加圧をはずしてトーチケーブルを真っすぐ伸ばしてワイヤをペンチで引っ張ってください、最初は固いけどズルズルとワイヤが出て来るのが正常状態です。 引っ張っても出てこないようでしたらトーチのライナを抜き出して「極端な曲がり癖は無いか」「ライナの端がワイヤに傷を付けていないか」をチェックします。 あと送給ローラーの溝にゴミが詰まっていないか、ローラーの表面が汚れていないかもチェックします。 またガス流量のチェックや金具の締め付けもチェックします。 流量を必要以上に大量に流すとパンパンなりやすくなりますし、金具が緩んでいると終了時の球の原因になります。 細かいことだらけですが基本の基はどれが抜けても「エッ、なんで」と言いたいような変なトラブルを起こします。 取扱説明書の接続の項を開いて、ひとつひとつを丁寧に見直してください。 私のヤマカンでは母材側の電気の接触に問題があるような気がしていますが、原因が判明しましたら返信でお知らせください。
最初のパン、パン、それからジー・・ は、このタイプの半自動では仕方ないのでは? 動画とかあれば異常かどうか判断しやすいです。
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