nano capでなくなるコンデンサはLDOの出力に付けるコンデンサぐらいのものです。 チップコンデンサはスマホで400~500個、ノートパソコンで700~800個が使われています。 これに比べればLDOの数なんかほんのわずかです。 村田製作所はMLCCの次の手としてシリコンキャパシターのメーカーを買収しています。
ロームの新しい電源用IC技術は負荷変動に対する出力電圧変動を抑えたリニアレギュレータというだけです。 世の中の電源回路のほとんどがスイッチング方式になっている今、供給と負荷の差分を内部抵抗で消費する(多くの場合効率の悪い)リニアレギュレータは、時間と共に適用範囲が縮小していますから、キャパシタが減るのは僅かでしょうね。 そもそも、リニアレギュレータが多用される中小DC機器のデジタルICは、スイッチング速度の向上によって電源装置とは別に電源ラインのLC成分等電圧降下を補うために無数のパスコンが必須になっています。レギュレータでキャパシタが減るよりもパスコンが増える方がずっと優勢ですよ。 まあエルナーやルビコンにとっては嫌な感じでしょうが。
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