医師の偏在とかは嘘。実は田舎の方が患者あたりの医師数は多い。じゃあ、医師の偏在を言う人が今もいるのは何故かを説明すると、長くなるから今回はパス。気になるなら別件で質問して。 医師不足の原因を説明すると、話が超長くなるから、かいつまんで説明するよ。 とある厚生労働省の高級キャリア官僚が、医療費を減らす為に「日本は医師が余っている」という嘘のデータを捏造した。これが捏造なのは、与党も野党も今は知ってるし。今の厚生労働省の官僚は知っているけど。当時は、このデータが正しいとされた。 その嘘のデータを捏造した官僚は、日本医師会と手を組み、マスコミにも医者は余っているというニュースを流させまくり。世論を操って。医師を減らしべきという流れを作った。日本医師会は、医師の団体ではなく、開業医の利権団体だから、医師が減る方が儲かるから、官僚に全面的に協力した。 マスコミも医者は余っている。医療費が高いのは医師のせいだ、と官僚の捏造データを信じて勤務医を叩きまくった。 今から20年前くらい、医学部の合格者定員は削られまくり、激減した。 当然、第一線にいる勤務医は猛反対した。 医療費の削減や開業医の利益の為に医師を減らしたら必ず医師不足になり100%医療崩壊する。今すぐに、医師削減政策はやめるべきだと。有名な本田先生とかは、厚生労働省にかけ合ったけど。無視された。 そして、しばらくして。本田先生達、勤務医の予言は適中する。 まずは地域医療が崩壊した。 救急車が受け入れ先を探しても1時間、2時間見つからない。救急外来の医者は寝ずに対応しているけど、救急外来の医者が少なすぎて、救急車がたらい回しというより、一歩も動けない。 さらに悲劇が起こる。 妊婦をのせた救急車が、どこも受け入れ先がない。産科の救急の医者は研修医を動員しても救急車が受けられない。20くらいの病院から搬送依頼を断られ最終的には、診察ベッドはないけど、受けるだけうけます。という病院が出たけど。搬送間に合わず、妊婦は死亡。そして、これは地方ではなく。大都市、大阪で起きた。 流石に、マスコミも、これはおかしい。 医者が余っているというデータは正しいのか?実は全然足らないのでは? と、マスコミの追及がはじまった。 厚生労働省はデータを再度確認し。日本は医師が余りまくっているというデータは捏造で。 もともと医師不足だった。その上、医師削減政策をとったから、深刻な医師不足になった。というのが分かった。 ちなみに、その医師が余っているというデータを作った「医療費亡国論」を唱えた、本来なら断罪されるべき官僚は既に亡くなっており。厚生労働省は誰も責任はとらなかった。 ちなみに、日本医師会も、これはヤバい日本医師会の責任問題になる。と、こうもりみたいに立場をかえて「私達、日本医師会は最初から医師削減政策に反対だった」と宣って。最初から医師削減政策に反対していた勤務医達が呆れたのは言うまでもない。 いずれにしても、医師不足なのは確かなので。 今、医師を増やす為に、医学部の定員は戦後最大に増員されている。 どれくらい増えたかと言うと。20年前は80人とか。今は110人とか。 だから、今の方が医学部には入りやすいよね。
なるほど:1
十分に医学部定員は増加していますが? https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2017/10/16/1397261_2_1.pdf この十数年で1800人も増やしたのですよ。 医師受給推計もご参考に https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000203368.pdf
日本医師会が医師の既得権益を守るためです。
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