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内航船で働いているかたに質問です。海上自衛隊から定年または中途退職して業界に飛び込んでくる船員についてですが、中途で転職…

内航船で働いているかたに質問です。海上自衛隊から定年または中途退職して業界に飛び込んでくる船員についてですが、中途で転職した組はあまり途中でやめたというのを聞かないのですが、定年後船員になったOBでよく1年持たずに退職してしまった話を耳にします。海上自衛隊艦船は役割分担が細分化されているため個々の総合力にかけること、実際の船舶運行経験が乏しいことなど、何より柔軟性に欠けていて船員の人間関係を悪くしているとお聞きしています。そこで相談なのですが、このまま定年まで勤務して転職すると新たな技能習得、良好な人間関係の形成に不利であると思い中途退職して内航船船員を目指そうと思うのですが、甲板部員からスタートしてセカンドになるまで個人差はあると思いますがどれくらいの年月が必要ですか?現在一応バージ船の船長です。海技3級取得しています。瀬戸内海1人ワッチも半年いただければそこそこいけると思います。問題は荷役、内航船船員の勤務体系、人間関係で気をつけることなどです。それと、船員手帳がないので消防、甲種危険物などあいにくもちあわせていません。499タンカーぐらいからスタートしたいです。現在年齢47歳

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    5000トン積みの内航タンカーの一機士です。 私自身、10年ほど前に30を過ぎて陸上から船の世界に活躍の場を求めて今に至った経緯があります。 文字面だけではありますが、何かしら力になればと思い回答させていただきたいと思います。 > 内航船船員の勤務体系 会社とオペレーターの配船次第になります。 仕事という面で見ると荷役後出港してすぐに船橋での当直が入ったり入港してアンカーを打って 停泊するための作業が当直と重なったりすると時間外労働が多くなったりします。 荷役後、短い距離を走るか長い距離を走るか、どの当直に入るかも含め、それはある意味運みたいなものと思っています。 > 甲板部員からスタートしてセカンドになるまで個人差はあると思いますが > どれくらいの年月が必要ですか? 本当に「人による」とだけ。あと「仕事をある程度でも覚えれるまでにかかる時間」と。 3級を持っておられるとのことなので、最初は士官での雇い入れで部員扱いになるのでは?とも思います。 このへんは会社次第でしょうが・・・ 仕事の内容を覚えればすぐに士官になれると思います。 > 499タンカーぐらいからスタートしたいです 文脈から何となく「ここで働きたいと思う会社」があるのでは?と想像してしまいました。 あと、499tと言わず、3500tくらいの油タンカーへと乗り組むことを検討してみられてはいかがでしょうか? 乗組員の少ない小さな船であれば賄いの当番がある場合があります。 船の仕事を早く覚えるためにも賄いさんが乗っておられる船に乗ることを私はおすすめしたいと思います。 > 荷役、人間関係 がんばって仕事のことを色々と覚えようとしてくれるなら、人間関係は大丈夫だと思います。 しかし、タンカーに乗り組んだ最初のうちは何を覚えればいいか皆目見当がつかないと思います。 「分からないなら聞け!」と言われても、何を聞いていいやらわからない・・・ そういったところで「あいつは何も覚えようとしない」「何を見てるんだ」等々言われる乗組員を多々見てきました。 恥ずかしながら、私もそう言われたうちの一人です。 そこで、とりあえずガソリンや軽油、灯油などを運ぶ5000トン積みの白油タンカーの場合ではありますが、 私の経験してきた範囲でタンカーに乗る前にある程度、字面だけでも頭の中に入れていただき、乗り組んでから 現場で確認してもらえればという項目を、機関部も手伝う荷役についてのみではありますが、いくつか挙げて みたいと思います。 ---------- タンカーであれば着桟後、陸上と船の配管をつなぐ「アーム(時々ホース)」の取り付け作業があります。 船の両サイドに大きいフランジがあり、そこにアームを取り付けます。 取り付けるときに、アームの曲がり角のところに鉄の棒を突っ込み、てこの原理でフランジ面を合わせて パッキンやO-リングのチェック、ボルトとナットを締めて~といった作業があります。 最初のうちは諸先輩方がされている要領をよく見ておかれて、自分にできそうだと思ったら、進んでスパナを持って 取り付け作業に加わってください。 大事な作業ですので気負わず落ち着いて確実に。 また、陸上の配管のフランジと船のフランジをつなぐとき、どのレデューサーを使うのか、 各桟橋で使うJISとANSI(ASA)のサイズもチェックしていったほうがいいでしょう。 荷役時の、消火器、アース、非常用遮断装置等を置くレイアウトを1日でも早く覚えてください。 ・荷役用の様々な用具の片付け場所は決まってるはずです。 一つ一つチェックしていき、何がどこにあるかできるだけ早めに覚えていかれてください。 ・各桟橋の係留パターン タンカーは色んな港、工場に行きます。 船の着桟方法や着桟したときの 船舶を係留するための係船索のパターンをメモしておいたほうが何かと便利です。 あるいはメモするように言われるかも。 ・油の流れ(荷役の配管図)と各タンクの容量と油面の上限値、100%、95%値に油面高位警報が鳴るライン。 これが把握できていないと荷役ができないと言って過言ではありません。 タンク内を上から覗いてベルマウスというラッパの先っぽみたいなのが油を吸い取る様子は、何か違和感を感じる かもしれませんが・・・ ・バラストタンクとその容量と配管図 船によっては機関部がバラストを担当しますが・・・ 積み荷役の時はバラストを排出し、揚げ荷役をするときはバラストを入れます。 どのタイミングでバラストを出すか入れるかが決まっている船もあるようなので、諸先輩方の動きをよく見たり 話を聞いておいてください。 ・ガスフリーとタンク掃除 荷揚げ後、タンク内の残留ガスを外へ排出します。 そのあと、残留ガスの濃度検査。 人が入っても大丈夫という結果が出れば中に入ってベルマウス付近の油をウエスでふき取ります。 あと、簡単なタンク内の点検もします。 このへんの要領は船によっていろいろやり方がありますので、乗船してから指示に従ってください。 ・スロップタンク http://www.weblio.jp/content/%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97+%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF 荷役終了後に配管内や荷役ポンプ内に油が若干残ります。 その油を船内で回収して「スロップタンク」に放り込み、溜まったら排油船、もしくは陸上のタンクローリーで回収します。 その油を回収する方法や船外へ揚げる配管があるはずです。 その配管の確認と、揚げるポンプ電源の場所と、よく配管が詰まってポンプが止まるので、ストレーナーの掃除等について 押さえておいたほうがいいでしょう。 ---------- 色々と書いていけばきりがありません。 とりあえず、できるだけ早く以上のことを覚えれば、荷役に関しては少し余裕ができると思います。 それから先は自然と色々なものが見えてくるのではないでしょうか? そんな項目をざっと思いつく範囲で書いてみました。 あと、タンカーでよく目にする用語を明和海運さんがかなり充実したものを作って公開されています。 http://www.meiwakaiun.com/meiwaplus/glossary 私もお世話になりました。 毛並みの違う船への転職は、最初はきついと思います。 ですが結局は「慣れ」です。時間がたてば最初の苦労もいい思い出になるはず? 最初の会社に就職してみて、どうしてもこの船と合わないと思えば会社を変えるのも一つの手です。 もし決心されて退官されるのであれば、まずは行動あるのみ。 タンカーの世界に一歩踏み出すところから始めてください。 応援しています。頑張ってください。

    8人が参考になると回答しました

  • 月10航海前後、司厨長付、化学薬品タンカーで良いところがありますよ。法律上はダブルワッチ船です。 機関部が決定権を持ってるところが我慢できればいい会社です。

    1人が参考になると回答しました

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