消防士とレスキュー隊員と救急隊員は、区別できるものですか？

Question

消防士とレスキュー隊員と救急隊員は、区別できるものですか？消防車に乗る人と救急車に乗る人ははっきりと別れているのですか？
消防署に勤めている人は、全てになれないといけないのですか？

Answer 1

消防吏員の業務分担は、各本部毎に大きな差があり、一概に言えません。
災害現場活動を行う部隊の運用も同様で、消防署の車庫に入っている車両の全てに専属の隊員が常駐しているわけではないので、一つの部隊が複数の車両を担当して乗り換え運用をしています。
また、各部隊も十分な人員が配置されて隊内で公休などをやりくりできる本部もあるかもしれませんが、大多数の本部では資格や階級を基にフレキシブルに調整しています。
従って、隊員はその日の乗組に応じて救助隊員になったり救急隊員になったりしますが、救急救命士のように資格を有していると、ほぼ救急隊に固定という具合に個人差が生じます。
なお部隊運用とは別に、組織としては警防、救急、庶務や総務、予防といった担当部署があり、係長や課長補佐といった管理職が置かれています。そして、救急は医療機関やMCなど外部組織との協議が多く医学的な専門知識が必要なことから他の消防隊や救助隊などを所管する警防担当から独立していることが多いです。

Answer 2

まず基本的なことから。

レスキュー隊員と救急隊員は消防士です。まず服が違います。レスキューは通称「オレンジ」、救急は白系です。消防隊は青だったり紺色だったり灰色だったり色々です。「専任制」は以上のどれかです。「兼任制」は各隊を掛け持ちしたり、日によって係が違ったりします。