グラフィックのデザイナーが ロゴの制作する場合の話となりますが… 「基本」としては、 展開性に対して発生する制限を 意識して作られければなりません。 どういうことかというと、 例えば、名刺等での使用を考えると 1cm位のサイズになることが想定されますが その際に、あまり複雑な図形や細いラインは つぶれてしまって再現できません。 視認性や可読性も考慮すると できるだけ単純な形状の方が 展開性が高いということになります。 ですから、一般的にはシンボルやロゴは、 シンプルな造形と配色でまとめられています。 その上で、話が戻って 「自分で描けない」という部分ですが、 自分というフィルターを通して ロゴに適する形状に便化(デフォルメやデザイン) することがデザイナーの仕事ですので イラストが描けないこと自体は、問題ではありません。 そもそも、そういうイラストを そのままの状態でロゴにすることは 展開性を考えると不適切だと思いますので。。 お客さんの希望は、もちろん汲みますが お客さんの指示で動くわけではなく そこは、やはりプロとしての判断とノウハウで作ります。 ただし、忠実に原画を再現する必要があるような場合や イラスト制作自体にウエイトがある場合は グラフィックのデザイナーの仕事の範疇を 少し超えますので、イラストレーターに依頼します。
あなたがフリーランスなら、自分ひとりでは完成できないと思う仕事は、基本引き受けたらいけないです。 たとえば精密な映画のSFX並みの3DCGでこんなロゴを作ってほしいと頼まれて、あなたが3DCGによる作品を過去一切作ったことがなければ、その仕事は請けられません。 私ではその手のデザインは無理です。とはっきり断りましょう。 あなたは目先の金ほしさに、自分にできそうにない仕事を「私やれます、失敗しないので!」と引き受けて、だめだし何度も食らって、最後には、不出来ですが、これぐらいでなんとか勘弁してください!これ以上はできません。と泣きついてギャラをもらうつもりですか? D通や大手印刷屋の営業は、もしそんなロゴ作成の依頼をクライアントから受けたら、会社の息がかかった配下の害虫デザイナーにそれを頼みます。 こんな仕事はあそこのデザイン屋、あんな仕事はあのイラストレーターと、すでに仕事を分配して流す、ネットワーク・コネを製作部の部長や課長レベルは持っています。 個人のフリーランスデザイナーは、自分にできない仕事を替わって担当してくれる、そんな害虫スタッフのコネをほとんど持っていません。 個人のフリーランスデザイナーは、大概の場合、そんな印刷屋や広告代理店のデザイン製作部の部長や課長、その使いの営業マンレベルから、一方的に最下流の職人として、あなたにできそうな仕事を頼まれるだけだからです。
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