JICAと国連は立場も仕事の内容も全く違います。 JICAは日本が開発途上国への国際協力「だけ」をするために作られた日本の機関です。それ以外の事には関わりません。青年海外協力隊を派遣したり、進行状況をチェックしたり、支援要請をしてきた国や地域の政府と調整を行ったりをするのがJICA職員の仕事です。 国連の仕事は開発途上国への支援ではありません。憲章を読めば一目瞭然ですが、目的は国際平和と安全の維持、諸国間友好関係の促進、人道的な国際問題解決のための国際協力です。国連には多くの付属機関・補助機関があり、さらに多くの連携して働く機関があります。 現場との距離はどちらも非常に遠いです。それぞれの正規の職員が、現場を走り回るようなことはありません。
JICAは日本の独立行政法人で、国際協力機構、国から下りる開発途上国へのODAを通して様々な援助事業を行う組織です。 国連はもっと大きい国家の協力をベースとした協力で援助を行う組織になります。 JICAは相手国の国家プロジェクト等を落札したり請け負った時に、資金面や関係する企業の調整を行ったり、小さなプロジェクトへの人材派遣等が主な仕事になると思います。 国連だと軍事面も入って来て、PKO等の治安維持も行う為に、国家間の利害も絡んで来ます。 その為に、現場の縛りは極端にキツイし、難しい判断を求められる事が多くなります。 日本自衛隊が現場での武器使用の権限やルールを未だにはっきり出来無いのは、国家間の利害と云うより憲法の制約上となりますが、この為に国連民間人職員を守れるのか?疑問です。
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