建築物環境衛生管理技術者ってそんなすごい資格なんでしょうか？

Question

建築物環境衛生管理技術者ってそんなすごい資格なんでしょうか？叔父さんが先日、定年後の再就職を目的に「建築物環境衛生管理技術者」の資格を取得したと喜んでいました
二回挑戦して一回目の合格率が９％で不合格。二回目の挑戦で合格率１８％を合格。
試験内容は、休憩なしの長時間ぶっ続けの試験で、一問あたりに使える時間が少なく、全体の合格率が低いこともうなづけます。
しかし、そんなにこの資格での再就職は需要あるのでしょうか？
その点を本人に聞いてみたところ、これまでの業務でこなしてきた内容で新たに資格取得を考えたところ、友人から薦められたので受けただけで、具体的な就職先などは考えていないようです。

この資格は一定の平米以上のビルにおいて、有資格者を保有する人間を雇わなければならないらしいんですが、叔父は無事に再就職できるでしょうか？

Answer 1

ビル管理関係の資格としては、受験資格として実務経験が必要ですし、7科目全180問を各科目40%以上の正解率でかつ全体で65%以上の正解率で合格という、範囲の広い資格です。
広い範囲の知識が求められるのと、合格率65%以上（普通の試験は60%以上が多い）なので難しい試験ではあります。
でも、一定要件を満たすと、講習でも取得できる資格です（受講料は高いですが...）。

確かに、年齢が高くてもビル管理関係の求人はあります（給料はあまり期待できないが...）。
でも、実務経験や他の資格（電気工事士、ボイラー技師、冷凍保安責任者、危険物取扱者、消防設備士など）がないと、建築物環境衛生管理技術者の資格だけでは再就職は厳しいと思います。