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図書館という施設や司書という仕事って将来的には無くなると思いますか? 研究目的ならともかく一般の図書の貸し出しなら…

図書館という施設や司書という仕事って将来的には無くなると思いますか? 研究目的ならともかく一般の図書の貸し出しなら全部データのやり取りで済みそうだし、膨大な蔵書を納める書架や建物も不要だし司書も必要なくなると思うのですが。現に司書という職業はなりたい人が多いのに狭き門と言われてますが必要性のない仕事になりつつあるからだと思います。

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5人がこの質問に共感しました

回答(8件)

  • ベストアンサー

    図書館法のうえでは、司書の置く義務はありません。(かつては館長は司書必須でした) そもそも、司書は国家試験などで得るものでもなく、大学の単位を取得すれば得られるものであり、その辺のカルチャー資格と大差ありません。 では、そんな司書が務める図書館や図書館司書は不要か、となると、「今のままの運営であれば、もう代替性があるため、税金投入に相応しくない」と言えます。 今のところ、多くの図書館は、いわゆる無料貸本屋であり、一部の本好きのリクエストのいうなりにベストセラーなどを購入し、貸し出しを行うに過ぎません。これを司書のせいにしてはいけません。なぜなら、今から50年近く前に、図書館業界は、まずは図書館を利用してもらおう、そのためには市民のために、市民の求めに応じた貸し出しを!という考えがあり、司書たちは、ただそれに忠実であっただけなのです。 問題は、それが時代に則さなくなったことに気がつかない、または見て見ぬふりをしていることです。 図書館は、図書館法に基づく施設ですが、図書館法には上位法があり、それが教育基本法です。 つまり、本来は図書館は(社会)教育施設であり、図書貸し出しはその機能の一部に過ぎません。 長くなりましたが、現状の運営を続けるのならば、もう図書館も、司書も不要であり、それらはAIとGAFAにとって代わられるのも時間の問題です。 いまこそ、図書館の役割の再定義と、時代に則した司書の専門性が求められます。 レファレンス能力や本の分類、選書などは、AIがやった方がはるかに効率的で生産性も高く、安価です。 これからの司書は、今は身に付けていないスキル、例えば行政や地域団体などとの折衝能力や連携能力を含めたコミュニケーション能力、失われつつある郷土の貴重な資料(昔のものに限らず、近現代含む)や地域のヒトなどのデジタルアーカイブを含めた情報リテラシーがまずは必須能力だと考えます。 ニューヨークの図書館や海外の図書館のように、ライブラリアンが本当の専門性を有さない限り、日本の図書館と、司書の未来はないのではないのでしょうか。 もう、無料貸本屋と無料自習室という使われ方しかできなし施設は不要であり、税金投入に適しません。 図書館で働く人は、金と人がないから、とさんざん言いますが、現状の図書館に金と人を誰がつけますでしょうか。 図書館業界が本気で内省をし、時代に則した改革が進むことを切に願います。 ちなみに、公民館や博物館、文書館など、さまざまな社会教育施設がありますが、将来的には図書館も含めて、それらの境目はなくなってくるでしょう。そのためにも、学芸員、社会教育主事、司書などすべて網羅した(AIが代替できない部分の)スキルが求められ、キュレーターも収斂されてくると考えます。

    なるほど:24

    そうだね:1

    ありがとう:2

  • 大学図書館の職員です。学生時代は公共図書館でもバイトをしていました。 大学図書館については、名前は変わっても組織としては確実に残っていくでしょう。 それは、研究支援という目的があるからです。 特に、近年インターネットの発達と学術出版の殿様商売の結果、大学が自力でネット上で研究成果を発表しようという動きが急速に広まっています。 それの管理者、運営者として図書館職員が仕事をしています。 街の図書館については個人的にはもうなくなった方がいいと思っています。でも、おそらくはなくならないでしょうね。 PCで素人でも蔵書検索が出来るようになったことはもちろん大きいですが、最大の変化はインターネットでしょう。 本屋すらロクにないような北海道の田舎や離島でもWebの調べ物だけでなく、Amazonなどのネット通販で20年前の芥川賞から最新の論文まで専門的な資料を買うことができる現在、図書館はただの行政の無料サービス所です。 知る権利とか色々言われてますが、公共図書館で研究したり勉強して人生を変える人なんてまずいません。ただでエンタメを楽しみたいだけです。 なにより貸本屋としての出版業界からの風当たりが近年ますます強くなっています。 行政の非営利を盾にして、商品を勝手に買ってただでばら撒いて、本読んで感動することが保証されるなら、誰でも無料でレンタカーで旅したり、無料で宿泊施設に泊まって感動することを保証したほうがおそらく市民には喜ばれます。 どのみち民間の業界からは嫌われますけどね。 その悪行に対する自覚も危機意識も資料から価値を生み出そうという努力も公共図書館の現場には全くありません。 なくなっても態度だけでかくてセコイ貧乏人たちの遊び場が減るだけです。多分次は公園か公民館に流れ込むのでしょうね。

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    なるほど:6

  • 誰も書かないので書きますが 図書館は本だけを扱う施設ではありません 紙芝居や布の絵本といった 大きさや質感を活かしたものもありますし またすべての館にはありませんが CDやDVDも扱っています 何処の図書館でも 地域や季節に関連した特集したコーナーや 分館が多い自治体だと 館ごとに重点的に集める資料があります また最近は3冊程度を入れた「福袋」企画もありますよね こういったことは ウェブ上でも出来ることかもしれませんが 私は現場での発見を楽しみたいです そして 資料以外の利用もあります 講演会や各種イベント、 地域サークルの場、 ギャラリーとしても使われています リタイヤされた方の憩いの場 2学期、学校に行きたくない子の避難所にもなっています 今すぐ無くなるとは思えません

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    なるほど:9

  • 貴方のいわれるように、仕事面では司書は不要になりつつあります。 ですが、法律的には「図書館には司書がいなくてはいけない」ことになっていますから、無くなるというのはありません。

    なるほど:4

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