プログラマー、ゲームプログラマーの職場では実際定年間近の人が働いているイメージがあるのですが、実際はどうなんですか？もし…

Question

プログラマー、ゲームプログラマーの職場では実際定年間近の人が働いているイメージがあるのですが、実際はどうなんですか？もし働いていなかったら歳をとった人にはどこに行ってしましますか？

Answer 1

『検索で見るゲーム業界就職』の『Q016:ゲームプロデューサーとして就職したい。どうすればいい？』の下の方に役職の比率が載ってるけど
http://kensakudemiru.web.fc2.com/Comic04_011.html

管理職と言われている課長・部長以上ってのは2割ぐらい。普通定年まで会社を務めあげられるのは管理職クラス以上の人達。他はそのまえに業界を去るか転職するかでいなくなる。

これはゲーム業界に限らず普通の業界・会社も同じ。役位が下がるほど人が増えていくピラミッド型だから、ポストが無いのに毎年新しい人が入って増えていけばあぶれる人がその分でてくる。

会社に入った時に部の人数を調べて、部長・課長の数とそれ以外の数を比べれば、最後まで会社にいれるのは何割ぐらい残れるかがわかる。

Answer 2

ゲーム会社って、できて20年以内の会社が多いから、50代のゲームプログラマーは少ないです。でも今後は定年まで働く人も増えてくると思いますよ。
技術についてこれなくて、プログラマー以外の仕事をする人も多いですが。

Answer 3

基本的にプログラマーは若いうちの仕事です。
定年間近でプログラマーという人は少ないと思います。

そもそもですが、プログラミングというのはシステム開発という仕事の中のごく一部分でしかないのです。
まずは顧客と交渉してシステム開発の仕事をとってくるというところから始まり、顧客との間でどのようなシステムを作るのかを決定する、
次はそのシステムの仕様、規模、その他いろいろな運用上での制約、条件を顧客とつめる、
決定した様々な条件を実現するために具体的にどのような技術、ハードウェア、ソフトウェアを利用するかを検討する、
利用が決定したハードウェア、ソフトウェア上でシステムを開発するための手順を構築する、
顧客の提示した仕様をプログラマー向けのもう少し細かい仕様書に置き換える、

などの多くの工程の後にようやくプログラマーがプログラミングをするところに辿りつきます。
こういう工程を上流工程などと言います。
これは川の流れのように上流から下流に向かって仕事が進んでいくことを示しています。
プログラミングは下流工程です。

なので、最初は下流工程のプログラミングから始めますが、徐々にその上流の工程の方へと進んでいくというのがよくある進み方です。
上流の工程に行かずとも、プログラミングチームを管理、監督する管理者的な立場へと移行していく場合もあります。

いずれにしてもいつまでもプログラミングだけやっているというのは少ないです。
正直、定年間近にまだプログラミングをやっているという人は、よほどのスペシャリストを除いては上流工程に進む能力のなかったあまりいけてない人かと思います。

Answer 4

「プログラマーは」という限定ではないと思いますが

年功序列（職能給）＋終身雇用の会社は、「年をとれば皆均一に経験や技術が向上する」というフィクションに基づいて給料体系が決まっていますが、現実的には20代後半～40代前半くらいまでが一番パフォーマンスが高く、それ以降は肉体の衰えに従って基本的には下がっていきます。また当然、人によってパフォーマンスの上がり具合が大きく違います。

そのギャップによって、30歳くらいまでの人材は割安に使えるんですが、その後に給料だけ高いが役職にもつけず、コスパの悪い人が大量発生するんですよね。そりゃピラミッド型の組織なら当たり前なんですが。

世界標準的にはポストに給料を払う（職務給）ので、椅子取りゲームに負けたら転職して上のポストを目指すことのほうが多いです。また同一職種同一賃金ですから年齢給のウェイトは低く、成績が低いとクビ（金銭解雇）にもなります。

ちなみに年功序列じゃない場合、年寄り＝高いということにはならないので、新卒～の若年層の失業（そもそも就職できない）が問題になり、そのまま年を食ってしまうと社会不安層になります。

日本の場合、90年代後半から成長が止まったところで新卒採用を一気に絞ったので「ロストジェネレーション」が発生、前後の世代と比べて大企業に入れず、割を食ってます。