編集者は外来語を使うならエディター、ライターは昔ながらの日本語でいうと「物書き」、まったく違う仕事です。 例えば、小学館が出版した「リベンジャーズ・ハイ」というラノベでいうと、呂暇郁夫 という人が著者、つまりライター。この人に作品を依頼する、順調に執筆がすすむように協力する、時には相談にのる、調べ物をする、できあがった原稿を読む、直すべき所、要望などを伝える、そういう仕事をするのが編集者。 雑誌の場合なら、次の号の内容、たとえば特集は何にするか、巻頭カラーはどの記事で埋めるかなどを考えたり、それぞれに相応しいライターを探して原稿を依頼する、その原稿をチェックし時には書き直しを要求する、割り付けを考えたりイラストをどこにいれるか、沢山とった写真のどれを使うか、そういうことをするのが編集者の役割。 「雑誌記者」という職種はあって例えば小学館ならポストや女性セブンのようなゴシップ誌には記者がいます。張り込みしたり、インタビューしたり、記者会見場で取材したりしている人がいますよね。 ですが例えば「サライ」のような雑誌だと小学館の社員が書いた記事なんてほとんどありません。今月号なら巻頭は上野誠先生に話を聞いてまとめるだけ、さだまさしさんや千住明さんに「私の好きな万葉集」というタイトルで原稿を依頼する、この場合は彼らが「ライター」です。それ以外の記事の殆どは下請けプロダクションに外注したり、フリーのライターに依頼したりしてますよ。
なるほど:2
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