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今の日本では、医師は余っているのですか?足りないのですか? 無給医の存在を国も公式に認めましたが、無給でも働く医師が大…

今の日本では、医師は余っているのですか?足りないのですか? 無給医の存在を国も公式に認めましたが、無給でも働く医師が大勢いるということは、余っているのかと思います。 一方で、医師の勤務時間が過大で医療過誤を招くリスクがあることも、最近の問題になっており、足りないようにも思います。 結局、余っているのか、足りないのか、どっちなのでしょう? それとも、医療界は市場原理が働かない特殊な業界で、需給調整とは別の原理で動いているのでしょうか?

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回答(6件)

  • ベストアンサー

    市場原理で動いていない保護規制業界なので、こういうことになります。 日本全国どこにいても同じレベルの治療を受けられるようにするということで、国は病院にいくつかのカテゴリーを設けて、それぞれのカテゴリーごとに患者数、医師数、看護師数、入院ベッド数などの基準を設定しています。 一方で国庫の医療費負担を減らすために、患者単価は抑制する方向にあります。 そうすると病院を経営していくためには、より多くの患者を受け入れて、なおかつコストを削減するという矛盾したことをしなくてはならず、それがいろいろなところに歪みとなって現れているのです。 医師が無給、低報酬なのに不足するのは、その歪みのひとつです。

    ID非表示さん

  • 医師は足りません。「無給でも働く医師が大勢いるということは、余っているのかと思います」とのことですが、あなたは誤解しています。「余っているから無給でも働かざるを得ない」のではありません。無給で働くのは特に勉強熱心な医師です。卒業してすぐでも民間病院で働けば一般の大卒初任給より少し多いくらいの給料はもらえますが、それより「大学病院などで研究したい」とか「一般病院ではやらないような高度先進医療を身に着けたい」と思う医師は「給与より勉強や経験できる場所の方が大切だ」と考えています。繰り返しになりますが「余っているから無給(あるいは薄給)でも働かざるを得ない」のではありません。そういう意味では「市場原理が働かない特殊な業界」と言えるかも知れません。

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    1人が参考になると回答しました

  • まず、無給医は大学病院にしかいません。大学病院という特殊な状況で存在するのです。 大学病院にはかなりの数の医者がいます。しかし、正規の給料(それでも民間病院よりかなり安いですが)をもらっているのは、教授、准教授、講師、助教までの人で、大きな診療科、例えば消化器外科という診療科で、教授1人、准教授1人、講師2人、助教5人、あとは寄付講座とか病院措置による教授や講師、助教などが数人の12,3人しかおらず、その倍以上の医員や研修医が実際には働いています。もちろん、教授、准教授、講師、助教の人たちは、診療だけでなく、病院運営、研究、研究指導、学生指導、講演、関連病院への指導なども行っているため、入院患者などの主治医は半分以上、医員や研修医そして大学院生になります。 医員の給料(日給)は、年間で総予算が決まっており、医員が多くなると一人当たりの給料が減っていき、これ以上減らせないとなると誰かが無給医になっているのです。 また、大学院生は手術実習などの単位として、無給で働かされています。これも予算が付いているときは日給5000円ぐらいで診療アシスタントという給料が週1くらいでもらえますが、実際は週6日病院に勤務していたりします。 これが無給医の正体で、大学の権威の中で専門医を採るためには、大学での研修が必要であったり、研究発表が必要だったり、将来大きな公立病院で働くには大学院を出ていないと部長になれないなどの理由で、無給でも働く人がいるのです。決して医者が余っているわけではなく、大学というところが医師に対する人件費を払う意識がないだけです。 あと、働く医師と働かない医師の差が大きいのもあるでしょう。例えば、私が以前に少しだけ働いていた病院は、常勤医は8人いたのですが、当直するのは2人だけで、あと週1回アルバイトの医師が当直していました。年齢や通勤が遠いとか、マイナー科だからと言う理由で当直しないのです。当直しない6人は9-17時しか仕事せず、さらに半分は医局のソファーでくつろいでテレビを見ているのが仕事、当直していた2人は当直時間帯に入院させたり外来で診た患者を、日中に検査したり再診したりで1日中走り回っている状態で次の当直って感じで働きます。もちろん、走り回っている医師は疲弊して辞めていきます。こうして、地方の小さな病院は「医師不足のため閉院します」という張り紙が貼られているのです。 また、小児科や産婦人科は、人手はかかりますが収入は少なく、病院経営的には不採算部門であるため、人手が減らされることでどんどん医師一人にかかる負担が増えて疲弊して辞めていき、「小児科や産婦人科は廃止」なんて張り紙が出ているのです。 つまり、「救急・小児・産科・地方」の医師が不足しているだけで、都心部では医師は余っています。 地方ではどんどん人口が減り、「救急・小児・産科」が不採算な部分も大きいです。

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    1人が参考になると回答しました

  • 女医さん戦力になっていなんだと思いますので医師の数は多くて実働医師が足りないのだと思います。

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