第一種衛生管理者試験について

Question

第一種衛生管理者試験について総務・企画系の仕事をしているものです。
第一種衛生管理者試験はどのくらい難しいものなのでしょうか？
どのくらいの勉強が必要ですか？
衛生管理の知識はまったくありません。今後、総務・企画の
仕事をしていくいことは決めている。ので
いろいろ詳しいことを教えていただければ幸いです。
よろしくお願い致します。

Answer 1

どの参考書を使うのか？ で勉強効率が大きく変わります。

市販の本屋で売られている教材では合格できないとは言えませんが、非効率です。業界の問題として、よい教材を提供せず、講習に導く構図になっていると思います。ですが、過去問の演習だけで絶対合格できます。

例題 酸素欠乏症等防止規則に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
選択肢 酸素欠乏危険場所の換気を行うときは、純酸素を使用してはならない。
解答 ○
解説 酸素欠乏症等防止規則 第五条２項に純酸素を使用してはならないとあります。

解説が理由になっていません。こういうレベルが市販の参考書です。
純酸素は「もし、火気があれば、大火傷を負う恐れがあるから」使用してはならないのです。
以下で紹介するテキストは、調べられ、考えられる限り、理由を付けるようにしています。

結局、他の資格と比べ、受験資格も必要で受験者数が限られているため、ちゃんとした「試験対策」ができる教材がみつからない。参考になる参考書がない！？状態です。

その中で以下の教材を使用すれば、一種で15時間程度、二種なら9時間程度が標準の必要勉強時間です。
ヤフオクでも出品中で、評価欄からでも合格実績ご確認できます。
ホームページだけでも見るだけで５点アップの情報などのせています。
参考となりますので是非ご一読下さい。

「衛生管理者道。ジオログ」
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/eiseikanrisya2008/
「衛生管理者道。web shop」
http://eiseikanrisya.open365.jp/

Answer 2

徹底的に過去問を解くことが大事です。本番の試験の９割は過去問の類似問題ですから、１００％過去問を正解できれば、合格点に届くはずです。

参考書１冊、問題集１冊、あとはネットで「衛生管理者 過去問」と検索すれば過去の公表問題が入手できるので、この３つを使って１ヵ月みっちりやれば門外漢でも合格できると思います。

Answer 3

労働安全衛生法を中心とした職場環境に関する知識と法的規制、人体と健康に関する知識が問われます。

労働安全衛生法は、その下に関連する省令、規則、施行令、通達など結構ボリュームがあります。
どんなもの（職業や作業環境）が法律で規制されているか、細かい内容は抜きに大枠を掴んでから、体系的に覚えるのが良いと思います。

特別難しい資格ではありませんが、広く浅い知識が求められるので、のんびり取り組んだ方が良い結果が得られると思います。

参考書を1冊手に入れて、覚えなくとも良いですから、一度最初から最後まで目を通して試験の範囲を確認することから始めます。
自分は法的な規制があることを知らなかっただけで、「事務所の照明の明るさ」や「毎年行われる健康診断」など意外に身近なことが問題として出てきます。ですから、なるべく自分の周りの仕事や環境にに当てはめて確認していけば、知識として残ります。
加えて、学校の保健で習ったような内臓の機能や仕組み、健康や労働災害への対策などに目を通しておけば合格可能です。

3ヶ月くらい参考書を勉強しながら、自分の職場、建設工事現場などを確認して「こんな風に運用されている」みたいな実態を抑えておけば良いと思います。

ちなみに、過去問の1回分が試験団体のＨＰに掲載されていますから、試してみてください。
http://www.exam.or.jp/2008shimo/exam14101.pdf

健闘を祈ります。