解決済み
>児童福祉司以外にどんな仕事があるのか 児童福祉司と同じ児童相談所で働く者として、児童心理士があります。 児童相談所以外で働く者としては、児童養護施設の職員、子どもシェルターの職員などがあげられます。 仕事内容としては、児童福祉司の場合は主に子供や親の相談に対応します。虐待通告があれば、通告を受けた家庭に行き家庭訪問を行ったりもします。 児童養護施設の職員の場合は主に何らかの事情で親と過ごせなくなった子供たちや、帰る所のない子供たちの自立支援を行います。子供シェルターの職員の場合も同じようなことを行います。 自分はこのような職に就いている身分ではないのですが、児童福祉司の現状を一言で表すとなると「酷い」でしょうか。地域によって異なるのですが、厚生労働省によると2017年度の全国児童福祉司配置数は3235人に対し、児童相談所における虐待相談件数は133778件と発表されています。計算すると児童福祉司1人あたりの虐待相談対応件数は全国平均で約40件となります。こんなに多くの件数を1人で抱えるとなると相当のやる気と覚悟が必要になります。また、子供をやむを得なく一時保護した際などに子供を返せと保護者が児相に怒鳴りこんできたり、職員に暴力を振るうという事例も少なからずあるというのも事実です。忙しさのあまり、ストレスで辞めてしまう職員も多いというのが現状ですね。 自分は過去に、ミネルヴァ書房さんの『児童相談所はいま -児童福祉司からの現状報告-』という本を読んだことがあります。ものすごく勉強になるので、児童福祉司について勉強したいと思っているのであれば1度は読んでみてほしいと個人的に思います。 最後に長文になってしまったこと、児童福祉司に偏ってしまったこと、お詫び申し上げます。
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