解決済み
潜水艦救難は救難艇を無人化している海軍もありますが、今年就役した「ちよだ」が深海救難艇(DSRV)を搭載したことにより、海上自衛隊の潜水艦救難システムは今後しばらくはDSRVを継続します。ということで当然要員養成も引き続き行われます。 まず、DSRV操縦士は教育隊で決定される職種ではありません。DSRV操縦士は潜水艦乗員の救難が主任務ですから潜水艦の構造を完璧に知らなくてはなりません。そのため乗艦経験のある潜水艦乗員から選抜(試験ではなく上司の推薦)されます。 ですから教育隊では、まず潜水艦に乗れる職種となり潜水艦要員に指定されなくてはなりません。職域では魚雷、航海、電測、水測、電子整備、通信、ディーゼル、電機です。潜水艦乗員ですが経理、補給、給養は機器の操作には従事できませんからDSRV操縦員にはなれません。 DSRV艇長は全て幹部ですが、艇長となるまでの養成には特殊な知識と長い経験が必要ですから幹部でも潜水艦乗員の部内出身者で占められています。 DSRVは救難艦から発進すると、帰還して揚収されるまで単独で深海を数名の乗員だけで動かさなくてはなりませんから、職種の有利不利より適性と能力の二つが要求され数々の厳しいチェックを乗り越えなくてはなりません。ですから教育される要員で実際にDSRVの乗員になれる者は一部です。
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>>潜水艦救難艦にある深海救難艇の操縦士 よくそんな職種を探し当てましたなw 残念ですがなじみのない職種なので正確に答えられません。 艦艇勤務プラス潜航艇?のパイロットになると思いますので 心身の適性がまず大きなハードルになると思います。 それに加え、 >>一般曹候補生 この入隊は修業時に職種を決定してしまいますので、そこで大きく外れたら難しいでしょう。 入隊前に詳しい人に職種やその任務に至るまでの進路を尋ねまくる(入隊後はそんな暇が無い)ことと、入隊後に希望の職種を聞かれるのでしっかり答えること。 これくらいしか思いつきません・・・
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