この人はもの凄く控えめに言って「とんでもなく凄い人」です。 ご存知と思いますが大阪生まれの日本人でアメリカの美術大学に 留学中にディズニースタジオ、スタジオジブリ、マイクロソフト という世界的なクリエイティブスタジオにインターン(企業実習) に参加し、また5年前、個人製作のショートアニメで世界中から 注目された文字通り「世界に数人」レベルの「すごい人」です。 https://www.youtube.com/watch?time_continue=102&v=pUud116FJgo で。 ディズニーのような会社に入るには大きく3つの流れがあります。 1つは「どこか他所で実績を積み、随時募集の仕事で雇われる」です。 こちらがディズニーの求人募集サイトです。 https://jobs.disneycareers.com/search-jobs?k=design 試しに「デザイン」というキーワードで検索していますが、何らか デザインに関連する仕事がこれくらい募集されているわけです。 それらの仕事が要求している技術、能力があれば応募可能。 ですがディズニーで働きたい人は世界中にいるので競争は苛烈です。 多くの場合、美術大学で映画やデザインを学び一流のスタジオで 経験実績を積んだ人が挑戦する流れです。 2つめは学生時代からインターン(企業自習)に参加し、優秀な 成績をもって雇われる、という流れ。 デザインやアートワークの場合は基本アメリカの美術大学に行き、 自主作品をもって応募、選抜のうえで参加となります。 https://www.cartoonbrew.com/sponsored-by-bravo-bros-studio/how-to-get-an-animation-internship-at-a-major-studio-158496.html こちらは「どうやって有名スタジオにインターン参加するのか?」と いう動画です。記事も含めてよく理解するといいと思います。 英語?当然です。英語は「凄く出来る」のが前提です。 で。これらはいずれも美術大学に行くことが必要なのですが、これが 大変です。 まず簡単に入れません。3つ以上リンクが貼れないのですが「多摩美 入試 過去問題」で検索すると多摩美術大学の実技試験の作例がヒット するので見てみてください。高校3年でこれくらいの実技力があるのが 前提です。 また学費も高いです。多摩美などで4年で700万円以上。 これがアメリカの美大とかになると生活費も込みで2,000万円くらい 必要になります。アメリカの美大って高いんです。 その準備のうえで「全てのライバルに勝つ」実力があって初めて選考の 場に行けるようになります。 「地球上で数百人しか出来ない仕事」を目指すとはこういうことです。 で。3番めはアミさんのように「とんでもなく凄い人」の場合です。 このレベルになるとスタジオの方から迎えに来てくれます。 で。最後の関門は就労ビザの取得です。 外国人が働くには政府が発給する許可証(ビザ)が要ります。 で、これの条件がまた厳しく人並み程度の能力の人にはまず発給され ません。政府は自国民の雇用を守らないとならないので簡単には外国人 を雇いたくないのです。 と、凄く難しく大変なこととして書きましたが、凄い挑戦であることを 知らないといけないからです。 挑戦するにはその大きさを知らないと勝てませんので。 長文になりました。 よろしくご検討ください。
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