大手住宅メーカーの営業系新入社員（女）です。 住宅に興味も憧れもありました。女性の目線が必要と言われて、入社前の意…

Question

大手住宅メーカーの営業系新入社員（女）です。

住宅に興味も憧れもありました。女性の目線が必要と言われて、入社前の意欲はすごくありました。

実際入社してから、毎日残業は４時間以上（みなし残業代５万円）で、休日も出勤している先輩方を見てきて、たった半年間で長く働きたいと思う気持ちを持てなくなってしまいました。

福利厚生がよく、休みは休めて残業が少なく、できれば女性が多くて、結婚・出産をしても続けていける仕事をさがそうと思っていますが、なかなかあるものじゃないですよね。

石の上にも３年と言われるよう、とりあえず３年は続けようと思う気持ちと、意欲が持てないならがんばれる仕事を早くさがそうと思う気持ちがあります。

現在資格は特に持っていなく、取得予定として、宅建と２級建築士を勉強しています。

今は、意欲ももてず、がんばろうと思ってもすぐへこたれてしまいます。がんばらないと思ってもがんばってしまっているようです（友達に言われました）
あれだけやる気のあった憧れの仕事だったのに半年で挫折しそうな自分に、もともと自信のあるタイプではありませんでしたが、ますます自信をもつことができなくなってしまっています。

同じような経験のある方、私のような部下・同僚をもった経験のある方にぜひアドバイスをいただきたいです。
厳しいご意見もお願いします。

長文読んでいただきありがとうございます。

Answer 1

私は大手住宅メーカーに１０年勤務しています。
私の入社の頃は、女性の評価・立場が非常に低かったです。
この何年かでようやく産休制度が整って、徐々にではありますが、環境はよくなってきています。

そうは言っても、残業は並大抵ではないです。
私は技術職だからかもしれませんが、おそらく一般的な大手企業のイメージからはかけ離れた業務内容と残業量です。

残業に関して言えば、男女関係なく、仕事に責任がかかってくるにつれ、増える傾向にあります。
「仕事ができる人は忙しい」という認識が定着しており、忙しいことで評価されているような錯覚にさえ陥ります。

イメージと現実はやはり違いますよ。
この業界の厳しさは、外から見てる人に説明しても理解してもらえません。
半年で挫折というのは珍しくありません。そのことで落ち込む必要はないですよ。
でも、３年居ると見えてくるものがあるのも確かです。
私もやりたい仕事ができるようになるのに５年かかりました。

以前なら３年頑張れと言っていましたが、今は２年頑張れと言ってしまいます。
今は、いろんなものの動きが以前より早く、あまり迷っている時間はないと思うからです。

そこで、とりあえずこの1年で、本気で資格を取ってみてはどうでしょうか？仕事は続けたままでです。
おそらく仕事が資格の勉強の邪魔になるようなできごとがあると思いますが、やめないで取得したほうがいいです。
２級建築士も宅建の勉強も、仕事との両立は十分できるはずです。
建築士法の改正で、建築士の需要は急激に高まっていますし、宅建も以前より人数が必要になるような噂もあります。
絶対１年で資格を取ると決めて、取得後身の振り方を考えてもいいと思います。
その頃には、仕事でも何か手ごたえを感じているかもしれないですし・・・２年ならムダにはならないと思います。

もし、転職を考えているのなら、現在の仕事自体が嫌いでなければ、設備メーカーをお勧めします。
何人か転職した同僚がとてものびのびと働いています。
住宅という大きなものをつくるのも楽しいですが、その一部（例えば、キッチン・浴室・照明など）でも計画をするのは楽しそうですよ。
住宅より女性も活躍しているようにも思います。
福利厚生・残業といったところの事情はよくわかりませんが、うちの会社よりは残業は少なそうです。
いずれにしてもどこでも「資格」という話はついてまわるとおもいますよ。

こちらも長文になってしまいましたが、参考になれば嬉しいです。