耐震偽装問題の施行業者の現在はどのようなものでしょうか？

Question

耐震偽装問題の施行業者の現在はどのようなものでしょうか？施行業者には中小企業から大手ゼネコンまで様々でしたね。
最近、ヒューザーの元社長さんをネットニュースでみました。耐震偽装問題は既に鎮静化している印象です。偽装したおおもとが問題だと思いますし、もちろん罪を償っていると思います。一方、チェックする業者の問題や施行する業者は関与していないと話されていますが、現状どのようなものでしょうか？

Answer 1

アパホテルの会長さんが、耐震強度偽装問題で涙ながらに記者会見していましたね。ご自身が耐震強度を偽装したわけではないのですが、当事者意識は立派だったと思います。

一方、確かに偽装は姉歯さん個人的な問題であったかもしれませんが、関西関東多くの施行業者さんの表立った謝罪がほとんどなく
『自分たちは偽装していないし姉歯問題に気が付かなかっただけだ』という対応は、
本当に誠意が感じられないな、と思いました。
ただただ信用問題です。
現状は分からずで、感想ですみません。

川村建設・小野里工業・木村建設・太平工業・福田組・シノハラ建設システム・東鉄工業・鹿島建設・豊國建設・大林組etc

Answer 2

元ゼネコン現場監督です。私は対象物件に関わった経験はありません。

対象物件に関わった多くのゼネコンは、従来通り営業されてると思われます。（一部、業務を縮小された企業はあるかもしれませんが）
ゼネコンを弁護するわけではありませんが、設計者がこれで問題ない！との設計図を渡されれば、あれっ？鉄筋量少ないのでは？と思っても、確認申請が取れていれば、この構造図はおかしい！なんて言える立場ではありません。

対象物件の購入者からすれば、施工者だってプロなんだから、おかしいと気がつくはずだ！施工者も責任取れ！というのが率直な意見だと思いますが、現実は、施工者も被害者の一人だと思います。

確認申請が取れた設計図の意味は、国から承認された機関が、この設計図は法令上問題ない！と認めたのと同義です。