財閥系総合商社に勤務しています。 まず総合商社各社の人事評価についてですが、年初に1年間の目標設定を行います。出来るだけ定量的に評価可能な指標を立てます。1つではなく、5つくらい目標を立てることが多いです。そして、中間面談、期末面談を経て、最終的な評価が決定されます。 評価する際には、絶対評価ではなく相対評価が一般的です。5段階評価で、誰かに5を付けたとすると他の誰かに1を付けなければなりません。相対評価する場合には、同じ部署内の同じ職位同士で相対評価されることになります。従って、同じ部署にとてつもなく仕事出来る同期がいると、相対評価で非常に損することなります。5段階評価で1段階違うだけで、年収では100万円以上の差が生じます。 しかし、評価制度自体は極めて公平で、一般的なものだと思います。好き嫌いで人事評価が決まることは当然あると思いますが、上司から好かれるのも商社マンとして必要不可欠なスキルであることは間違いありませんので、上司から好かれていない時点で低い評価を付けられても文句は言えないと思います。 一方で、人事制度は30代前半くらいまではほぼ年功序列となっています。従って、年度評価が良かろうが悪かろうが、全員が一定程度まではほぼ横並びで昇進していき、30代中盤までに1500万円までは貰えるようになります。 しかし、そこから先は評価の蓄積が効いてきて、部長以上になれる方はやはり良い評価を若い頃から積み上げてきた方です。 最後に他の方が回答している内容が間違っていますので訂正します。英検1級などの試験はないと思います。TOEICで730点以上を義務付けられている他、貿易やファイナンス等の社内試験も用意されている商社が多いです。これらの社内試験に通らなければ出世が止まりますが、簡単な試験ですので全員クリアできています。(英検1級は非常に難易度も高く、商社マンでも受かる方は少ないと思います。) また、海外駐在しなくても出世する方は沢山いらっしゃいます。
なるほど:1
入社して最初の会社内試験では英検一級試験で、これに合格しなければ次には進めません。基本的には実力主義ではあるが、結婚すると海外転勤になる。 そこから差がついてくる。海外にも転勤させられない者は落伍者となる。
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