手話通訳者全国統一試験のレベルはどの程度でしょうか？ 全国手話検定試験と比較するとどうですか？

Question

手話通訳者全国統一試験のレベルはどの程度でしょうか？
全国手話検定試験と比較するとどうですか？例えば○級と同じくらいとか、1級よりはるかに難しいとか。

知り合いから手話を始めて早ければ1年くらいで都道府県手話通訳試験に合格できると聞いたのですが、その前に統一試験合格が必須なので、気になって質問しました。

Answer 1

手話の読み取りについては、
①検定は問題用紙に選択肢として既に解答がある！ので、読みとりが曖昧でも、解答出来ます。（１級でも同じ）

②手話の難易度自体は検定準１級と統一が同じぐらい（速さなど）

③手話表現は、検定１級でも対応手話に近くその単語も辞書からが多様されます
統一は、日本手話表現が結構入ります（辞書にはない形）

①②③より、総じて検定１級でも統一は落ちる可能性が大です
逆に統一受かるなら、１級もまず受かるでしょう・・という感じです

統一受けるなら、検定の勉強×ではなく、●通訳者試験用のテキストで勉強することが必要です

Answer 2

全国手話検定試験1級より難しいですが、タイプが全然違うので比較しづらいです。
検定試験は自分と試験管（単語テスト等はモニター）の２者間で通じさえすればどんな手話でもＯＫですし、面接においては「話したいアピール」が上手な人が合格します。
統一試験は聴者・ろう者の間に立って、双方を通じさせる能力を見られます。手話はもちろん、日本語も社会一般で通じる言葉で訳す必要があります。また、学科試験において、福祉の基礎知識や国語の一般教養も必要です。試験では評価しづらいとはいえ、相談技術も通訳には大事なものです。

手話を始めて１年くらいで都道府県手話通訳試験に合格、その前に統一試験合格が必須というのはデマではありませんか？ なぜなら、統一試験を受けるためには通訳者養成講座の全課程を修了しなければならず、全課程を修了するには2年くらいかかるからです（地域差あり）。そもそも、通訳者養成講座を受講するためには、手話奉仕員養成講座を修了していることが要件になっている地域も多いですよ。

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