解決済み
全商簿記に関しては、授業中に使っているもの(教科書・問題集・過去問)の3点があれば大丈夫です。 念の為にそれぞれの問題構成を振り返っておきましょう。 【1】仕訳 【2】損益計算書・貸借対照表・株主資本等変動計算書から読み取り。 商品回転率・流動比率・当座比率・固定比率。 当期純利益・売上総利益など。 日商簿記でいう銀行勘定調整表のようなもの。 連結会計・売価還元原価法などなど。 【3】用語選択問題 【4】損益計算書・貸借対照表・株主資本等変動計算書作成 当期純利益や負債・資産の合計額を求めるものなど。 79~86回までの問題を振り返ると、 このような問題構成になっております。 昔よりもボリュームが少し増していて、 初見問題も少しずつ出ている印象を受けました。 特に、85回・86回の問題を見てもらったらわかりますが、 株主資本等変動計算書を作成する問題は、 全商では初めての出題でした。 また、仕訳で【構築物】を問われたのも初めてです。 そして、純資産による一連の取引(仕訳)を聞きつつ、 株主資本等変動計算書と貸借対照表の関係性を問うていたりしていました。 株主資本等変動計算書の当期末残高→貸借対照表の金額になります。 また、連結会計のボリュームも少し増している印象でした。 他にも、付記事項や決算整理事項の内容も、 初見だったりボリュームが増していました。 全商といえば、パターン学習で乗り切る事ができる。 というのが一般的ですが、正直86回の問題は大問2は仕組みを理解していないと部分点も危ないです。 問題集・過去問があれば合格点を取る事は可能ですが、 なぜそのような仕訳になるのか? 株主資本等変動計算書・貸借対照表・損益計算書を用いて、 結局どんな事ができるのか? それらがわかっていれば、満点は無理でも合格点は十分に可能です。 次回の87回でも、似たような感じで出題されるかもしれないし、 逆に難易度が下がる可能性もあります。 (全商でめちゃくちゃ難しい問題は基本出ません。) 次回受験されるのでしたら、 まずは問題集と過去問を使って、 流れや状況はしっかり把握しておきましょう。 また、ワンポイントアドバイスとして、 【流動資産・有形固定資産・無形固定資産などなど...。】 それらが該当する勘定科目とかも理解しておく必要があります。 これは、大問2・大問4で必ず必要になる知識です。 質問者様が日商簿記2級を今後受験する機会があるときも、 必要不可欠です。 全商簿記1級の会計は、 3級もしくは2級を既に所持している方であれば、 2~3ヶ月で合格可能です。 (中には1ヶ月で合格できる人もいます。) もちろん、独学でも全然対応可能です。 僕も会計・原価計算をダブル受験して、両方とも一発合格しています。 最近は大問2の難易度が上がっている傾向にある為、 解く順番としては、 【1】→【4】→【3】→【2】がオススメです。 もちろん、当日の問題によってそこは変えてもらっても大丈夫です。 仕訳と大問4の点数配分が高いのと、 回にもよりますが大体この二つをあわせて50~60点は取れます。 あとは、大問2・3で部分点を稼げば合格は目の前です。 応援しています。 頑張ってくださいね。
全商簿記の教材はそれほど多くありませんが、挙げるとすれば実教出版のものになるでしょう。
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