イラストレーターとグラフィックデザイナー、実用性があるのはどちらでしょうか？また2つの職種の大きな違いは主に何でしょうか…

Question

イラストレーターとグラフィックデザイナー、実用性があるのはどちらでしょうか？また2つの職種の大きな違いは主に何でしょうか。まず初めに私の場合ですが、アニメや漫画などに全く詳しくありません。そんな人間がこの業界に入り仕事に就くのは正直どうなんでしょう…。
画力はまだまだ未熟かもしれません。しかし、プロの教えがあればこれから上達する見込みは十分あるかと思います。

主に2つの仕事についてたくさん教えて頂きたいです。できれば本職の方や詳しい方に回答して頂けると尚嬉しいです。

Answer 1

どちらも経験があります。

・イラストレーター

商業媒体に使用される「絵」を描く仕事
就職はほとんどなく、自営業がほとんど。

就職する場合は、ゲーム会社くらいしかないが、非常に狭き門のため、高校生くらいの年齢では、独学でセミプロレベルになれるくらいの実力が必要。

学校に行って上達させられる分野ではないので、学歴は関係なし。
逆に言えば、どんな学校に行けばなれる、ということもない。

グラフィックデザイナーよりも、個人の才能や運、営業力などに大きく左右される。

＞そんな人間がこの業界に入り仕事に就くのは正直どうなんでしょう…。

アニメマンガに詳しい必要はまったくないです。
クライアントに需要のある絵を、締め切りまでに、クライアントの要望にあわせて納品できる能力さえあれば。

・グラフィックデザイナー

平面の商業媒体（ポスター、チラシ、ロゴマーク等）を制作する仕事。
場合によってはWEBデザインやエディトリアルデザインもここに含まれる。

「制作」とは主にレイアウト作業であり、絵を描く仕事ではない。
造形能力としては、レイアウトに必要な、大きさや色彩、構成などのバランスをとる能力が求められる。特に文字組みは必須。

クライアントの意向を汲んで、掲載しなければならない情報の優先順位を整理し、効果的に配置する仕事なので、コミュニケーション能力や、情報整理能力が必要。

学歴としては最低でもデザイン専門学校は出ている方が良い。できれば有名美大のデザイン学科が望ましい。
独学だけでプロになるのはかなり難しいと思う。

20代前半までに、専門学校や美大を卒業できるのであれば、人並み程度に優秀なら、贅沢言わなければ就職できる可能性はある。（ただし都市部のみ）

どちらも、就職を希望するなら、最低でも20代。できれば20代前半までが勝負なので、今から目指すなら、質問者様の年齢にもよるけれど、急いだ方が良いです。

どちらも業界的には超ブラックなので、体力勝負になります。若い人間が優遇されます。

Answer 2

漫画アニメに詳しくなくてもクリエイターにはなれますよ。むしろ詳しくない人のほうが多いです。もしかしてイラストレータ―＝コミックイラスト描く人って思ってますか？

イラストレーターは基本フリーランスです。会社員の人もいますが全体的な数からみて少ないです。自分でサンプル作ってそれを持って営業して仕事を得ます。専業で食べていける人はほんのわずかですので、本業を別に持っている人が大多数です。

グラフィックデザイナーはデザインができれば画力はなくてもなれます。企業に就職し、その会社で働く場合が多いです。会社員ですね。フリーランスもいますがコネや実績がないと食べていくのは難しいです。フリーの場合はなんでもできたほうがいいので画力はあったほうがいいです。

Answer 3

イラストレーターは基本、フリーで
自分で飛び込み営業をして仕事をもらいます。
画力以上にコミュ力が必要とされます。

グラフィックデザイナーは基本、会社所属で
デザイン会社から印刷所DTPまで
（この業界的には）職種の幅が広いのが特徴です。

Answer 4

アニメ・漫画に詳しい事と、
イラストレーターやグラフィックデザイナーの適正は、全く関係ないと思います。

恐らく、色んな中途半端な情報がゴッチャになっている。
図書館に行って「なるにはBOOKS」を読むとか、目指す職業について調べるあたりから始めた方が良いと思います。

また、どんな業界でもそうですが、絵やデザインの分野は特に「プロの教え」を受ける為には一定の実力が必要です。
「これから上達する見込み」しか無い人がプロの教えを受ける為には、お金を積むしかありません(財力も実力のうちですが)。

「上達する見込み」が誰の判断なのか、も気になる所です。

ネットよりも、実際周りに居る大人に色々と相談して下さい。