解決済み
アニメーターの仕事をする上で身につけなければならない技術的能力はなんですか?絵をひたすら描いて、模写やデッサンをするだけではなれないのでしょうか。 最近のアニメでは3Dが取り入れられていますが、違和感を感じることが多々あります。 ですがFateグランドオーダーと空の境界のコラボCMを見てみて凄いなと思いました。これがCGの特殊効果なのかと。 3DCG・VFXというものがあることを知ったのですが、これらはエフェクトなどに特価した技術及び作業効率を上げるためですよね。 アニメーターについて調べてみると3DCGソフトを勉強をすることは前提みたいな感じです。 アニメーターとは、作画を担当するということですよね。絵に特殊効果をつけるのはCG担当で絵を動かすのはアニメーターですよね。 3DCGソフトを扱えるようにならないといけないのは仕事で2つの業務をやりこなさなければならなくなっているからですか?
163閲覧
どうも回答者に勘違いしてるのが多々いるんだが。 いわゆるTVや劇場作品である商業アニメーションの 事を知らずに回答してんじゃねぇかな。 >紙に書いてコマ撮りという時代は終わろうとしていて >OpenToonzみたいなソフトでやる時代になっていきそうです。 いやいや、やることは一緒だよ。紙に描くか液晶タブレットで PC画面上に描くかの違いで道具が変わるだけでやることは 基本的には変わらない。 つーかOpenToonz使ってるとこなんてジブリくらいだろ。 金のある制作会社はTVPaintかTOONBOON 中堅どころはClipStudioPaintが主流だよ。 ジブリで使ってるのだってドワンゴ絡みだからだろ。 http://dwango.co.jp/pi/ki/2017/0721/index.html MMD?そんなの使ってるTVアニメなんてねぇよ。 (いや、無くはないんだけど「直球表題ロボットアニメ」とか) 3DSMAXかMAYAがメインだよ。レベルが全然違う。 他の回答でも >あるキャラクターのデータをパソコンに入れれば >パソコン内にそのキャラの人形が出てきて >色んな場面での使い回しが利きます。 って、そんな簡単なもんじゃねぇよ。キャラクター1体作るのに どんだけ手間がかかると思ってんだ。3Dモデル作って、 テクスチャ作って張って、リグ仕込んで、動かしやすい コントローラーにして、それを動かして、セルルックにするために 線だけのレイヤー、色のレイヤー、他のレイヤーで出力して コンポジットして、ってどんだけコストかかると思ってんだ。 3Dを使うのは作画するより大変な大勢のモブ(渋谷の街中とか)や 激しいアクション、カードゲームのモンスター、歌って踊る アイドルとかだよ。特にモブシーンは群衆シミュレーションが 使えるから、ただ歩いてる一般人とか大人数の軍勢とかで使うと コスパいいんだよ。あんまりアップにしねぇし。 で、元の質問だけど >アニメーターについて調べてみると3DCGソフトを >勉強をすることは前提みたいな感じです。 どこで調べたんだよ!全然前提じゃねぇよ。 最近やっと、これからは液晶タブレットでも描けなきゃ ダメかなぁ、って声が増えてきたくらいだ。 エフェクト系はAfterEffectsってソフト、 3DCGはMAYAか3DSMAXってソフトを使ってて 前者は「撮影」の部署が担当だ。 アニメで使われるCGに興味があるなら 「アニメCGの現場」って本が出てるから見てみな。
なるほど:2
>絵に特殊効果をつけるのはCG担当で >絵を動かすのはアニメーターですよね。 アニメにセル画のセルアニメ、 2DCGアニメ、3DCGアニメの3種類があって いまは、セルアニメが商業レベルだと無くなって 全部CGに成ってます。 2DCGは手描きに近い作り方ですが 3DCGは形や動きを数式で描いていく方法で 作り方が全然違います。 3DCGはコストダウン目的で使われています。 あるキャラクターのデータをパソコンに入れれば パソコン内にそのキャラの人形が出てきて 色んな場面での使い回しが利きます。 2Dだと同じキャラクターでも カメラの位置や光源が変わって 影のでき方が変わったり 正面からの顔か、横顔かが変われば 0から描き直しですが 3Dだと同じ物を使いまわせます。 AIなどで自動で絵を生成していく方法も 徐々に実用化されつつあるので 手描きのアニメーターが不要になる可能性もあるので 3DCGの発達を見ながら、 人力が必要な場面を探している段階だと思います。 特殊効果は3DCG及びAIの最も適した分野で 早い段階から実用に耐える絵に成っただけで 今後は3DCGの範囲が増えて 人力で描く領域が減っていく可能性が高いです。
アニメーションを描くことですよ。止め絵では無く… それに職業にするなら デザイン通りの絵を描けることも必要です。 私自身は、パラパラアニメ作るのが精一杯の時代で ちゃんとしたアニメーションを書いたことはありません。 高校時代は、身の回りに8mmカメラも無ければ パソコンでのアニメーション作成も困難な時代で 自分のとこの同好会とか隣高の同好会とかと遊んで 同人誌作ったり作らなかったり、その程度でしたから たいしたことが言えませんが… やっぱり、アニメーションの最大の強みは動いていることで 手描きしたという努力や、止め絵のきれいさが評価されても 作品自体が、MMD動画に及ばないのでは 良いアニメを作ったとは言えないんじゃないかと思います。 MMDには、Bulletという物理演算エンジンが組み合わせられていて 素人には、ほとんど無理な、自然に揺れる髪を、半自動的に表現する力があります。 スカートや、巨乳も、物理演算で、自然に表現できます。 それを使いこなすことは簡単ではありませんが 使いこなしている人は少なからずいます。 反面、アニメーションは、マンガの延長線上の要素もあって 1コマ1コマのデフォルメだけでなく 動きのデフォルメは、物理演算より強い表現の可能性を持っています。 作品が表現したいものによって、どちらが効果的かは違ってきますし 同じ作品でも、両方が使い分けられたりします。 たとえば、弱虫ペダルでは、自転車に乗っている場面は 首から下は全部3DCGになっているという話を聞いたことがあります。 手描きでは、マンガでさえ自転車は敬遠するくらい面倒ですしね… フル3DCGでは、表情の表現にはまだ限界がありますから 安易にフル3DCG化はできず、併用する作品はたくさんあります。 ですから、3DCGオペレーターとしてのアニメ作成に関わっていく手もありますし 2Dの作画で関わっていく手もあります。 肝心な、2Dのアニメーション作画は、動きの表現を 理屈と実践で学んでいくしか無いはずですから やはり、アニメーションを描くしかありません。 ただ、紙に書いてコマ撮りという時代は終わろうとしていて 写真や手描きの絵を、GIFで動かしたりするような時代も終わりつつあって… 実践的なアニメの経験は、OpenToonzみたいなソフトでやる時代になっていきそうです。 マンガ業界は、すでに地方在住のアシスタントも多数就労しているようですし コンピューター上での作画は、アニメ業界でも浸透が進んでいるようです。 OpenToonzは、ジブリ作品でも使われてきたToonzというソフトが オープンソースソフトウェア(OSS)化されて、無料配布されるようになったものです。 https://opentoonz.github.io/ BulletもOSSですが、OSSの特徴は、ソースコードを公開し そのソースコードからビルドされたソフトを使うことも ソースコードを改変し、改変されたソフトを配布したりすることも ライセンスの範囲で自由に行えるという、自由を志向したソフトウェアです。 FirefoxやGIMP,VLCメディアプレーヤーほか、OSSは多分野で利用されていて 多くの人が何かしらOSSの恩恵を、既に受けてきました。 というか、iOSの基礎部分にも、Androidの基礎部分にもOSSが含まれていますし Microsoft社やApple社も、OSSを活用していく意思をアピールしています。 単なる無料ソフトとは、思想や性質から違う側面をOSSは持っています。 2Dアニメ作成ソフトとしては、何種類もあって Toonzは、どちらかというと儲かっていない市販ソフトだったんじゃないかと思います。 過去にも、一社の資産たるプロプライエタリーソフトウェアであったものが 戦略的撤退的に、OSS化されるような例がありました。 それによって成功した例が、現在のLibreOfficeやOpenOffice それにFirefoxです。 開発チームは直接的な(売上としての)利益を得ませんが OSS化によって、高い知名度とそれなりのシェアを獲得していますし 支持者の寄付など、さまざまな財源を以て 大規模なOSSのプロダクトが多数、長期に継続されていますし OpenToonzの将来性も、充分期待されるものです。 アニメ産業の発展が遅れた国からも、OpenToonzが人材を育てて行きますし 国際間での、共同作業や就業も進んでいくでしょうし 日本の優位性は失われていくであろう状況が既にあったりもしますが OpenToonzを扱えれば、それで充分な職場も増えていくかもしれません。 日本に住みながら、海外の制作会社で働く時代も来ると思います。 OSSであることの強みは、自分が使うだけでなく 仲間にも勧めやすく、一人では手に負えない表現も チームで完成させられる可能性を生みます。 私がほとんど何もしない凡夫だったその時代に 大学生の集団が、アニメ作成に取り組んで 中心にいた、特別な人材によって そこから、ガイナックスという製作会社が生まれました。 アオイホノオや同人少女JBを読んで、後悔するおっさんはかなりいると思われ 結局は、行動した人だけが、それなりの何かを残します。 一人では足りない熱量を 仲間がいて補って、大きな炎になることはありますし そういう人にとって、OpenToonzの登場は 2Dペイントソフト以上に、大きな節目になるんじゃないかと思います。 まぁ、使い方を覚えるのは簡単ではありませんし ペンタブレット(板タブ)は旧モデルが安く手に入るものの 液タブは当面は、おいそれと買えないものであり続けますから それなりの投資は必要になっちゃうんですけどね。
絵についての基本的な技術やセンスはもちろん、3Dツールの習熟度は上げておいて損はありません。MayaやMaxをはじめとして、モデリングとモーションの両方ができるようにしておいた方がいいです。形を立体的にとらえて表現できるようになれば、2D、3D問わず生かされるはずです。あと、エフェクターの勉強もしておくことができれば、色々マルチに活躍できますよ。
< 質問に関する求人 >
アニメーター(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る