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「就職氷河期世代」という言葉は、一般的には1998年～2004年の求人倍率が非常に低かった期間に新卒で就職した現在35歳～44歳ぐらいの年齢の世代を指します。 統計局の最新の雇用統計から各世代の正社員率を抜粋してみると、以下のようになります。 雇用形態、年齢別役員を除く正社員の割合 全年齢 62.7% 15～24歳(在学中を除く) 72.8% 25～34歳 74.1% 35～44歳 71.4% 45～54歳 67.7% 55～64歳 52.9% 65歳以上 25.6% http://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/dt/index.html 第2表 雇用形態，年齢階級別役員を除く雇用者数 （エクセル：41KB） （年齢階級別正規雇用者数・非正規雇用者数） 結論としては、氷河期世代の正社員率はほかの世代と比較しても特に低くありません。アベノミクス景気の求人倍率上昇の恩恵を享受した15～24歳の正社員率が、35歳～44歳のものと比較して1.4％しか違わない点からみても明らかです。 次に正社員として就職している各世代の人たちの平均年収を見てみます。こちらは統計局のデータにないので民間企業の統計を引用します。 年齢別正社員の平均年収 全体 男性 女性 男女計 20歳 277万円 308万円 248万円 21歳 286万円 310万円 261万円 22歳 279万円 293万円 263万円 23歳 293万円 305万円 280万円 24歳 320万円 333万円 304万円 25歳 342万円 357万円 321万円 26歳 360万円 376万円 338万円 27歳 376万円 393万円 349万円 28歳 388万円 408万円 355万円 29歳 402万円 425万円 359万円 30歳 416万円 440万円 372万円 31歳 430万円 456万円 381万円 32歳 445万円 475万円 383万円 33歳 452万円 482万円 389万円 34歳 459万円 492万円 388万円 35歳 468万円 502万円 390万円 36歳 475万円 513万円 393万円 37歳 483万円 520万円 401万円 38歳 485万円 527万円 393万円 39歳 501万円 545万円 396万円 40歳 513万円 553万円 412万円 41歳 515万円 559万円 419万円 42歳 523万円 568万円 418万円 43歳 525万円 571万円 416万円 44歳 543万円 588万円 432万円 45歳 542万円 590万円 418万円 46歳 559万円 610万円 425万円 47歳 574万円 624万円 436万円 48歳 585万円 635万円 440万円 49歳 594万円 643万円 439万円 50歳 605万円 662万円 455万円 51歳 620万円 668万円 452万円 52歳 622万円 678万円 430万円 53歳 637万円 681万円 454万円 54歳 658万円 704万円 423万円 55歳 671万円 715万円 442万円 56歳 682万円 713万円 445万円 57歳 712万円 746万円 425万円 58歳 747万円 775万円 466万円 59歳 790万円 811万円 494万円 https://doda.jp/guide/heikin/age/ こちらも35歳～44歳ぐらいの世代の人の平均年収がほかの世代と比較して特に低いわけではありません。基本的には年齢が上がるほど年収も増加しています。 なんで結論としては「氷河期世代が現在まで貧困に苦しんでいるというのは事実ではないから」が答えになります。
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もう見捨てられてるねん。 手遅れだから。 キャリアのない世間ずれした中年を育て直してあげようなんて奇特な会社はあまりないでしょう。私が企業の採用担当でも、そんな扱いにくいのより可愛くて素直な新卒を選びます。 私も氷河期世代で非正規スタートで今は大手企業の正社員だけど、見事なまでに同年代の社員がいません。団塊ジュニア世代だから数はたくさんいるはずだけど、みんなどこで働いてるのかなと思います。
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過去のお話だから
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