まず、経営学の分野を挙げておきます。 経営戦略論、経営組織論、コーポーレート・ガバナンス、経営史、人的資源管理論、生産管理論、財務管理論、国際経営、イノベーション・マネジメント、企業倫理、経営者論。 こんなところでしょうか。 私が思うに、経営学を真剣に勉強すれば二つのことできるようになると思います。 ①企業・組織・経営に対する土地勘がつく。 ②思考の軸ができる。 ①に関しては、経営学を一通り勉強すれば、上に書かれているような分野の理論を学ぶことになるので、「一般論」的な現象を知ることができます。 たとえば、サラリーマンとして会社に就職しても、営業マンとして働いているのであれば、人事部や海外事業部、戦略部に関して、日々の業務でしっかり理解することが難しいでしょう。 経営学を勉強すれば、他の事業部についても「一般論的に」知ることができ、企業経営や会社について全体像から知ることができるようになるでしょう。 また、多くの事例にも出会うことになります。コーポレート・ガバナンスや国際経営の事例をたくさん知っていることで、自分がいざそのような仕事に携わるようになったときに、「過去から学ぶ」ことができるようになると思います。 ②に関しては、こっちの方が本質的に重要だと思います。 経営学は学問ですので、一つの問いに対して、複数の答えを学者たちが導き出しています。とくに経営のような事象でしたら、絶対に唯一の答えなど存在します。複数の答えがあるのが普通です。 そうした学説を勉強することによって、「物の考え方」を鍛えることができるようになると思います。 優れた理論は、あなた自身に「世界をみるレンズ」を提供します。 理論を学習することで、あなた自身の思考力や頭の回転スピードがあがると思います。 ②に関しては、まじめに勉強すれば、どの分野でも身につけることができるスキルだと思いますが、経営学であれば①も②も両方みにつくのでお得といえばお得だと思います。 PS. ちなみに経営学ではありませんが、会計やファイナンスを勉強すれば、資格習得につながるので、別の意味で役にたつと思います。
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
生産管理(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る