電気工事業の建設業許可に必要な資格等は？

Question

電気工事業の建設業許可に必要な資格等は？今の会社は建設業許可は管工事・電気工事・機械器具設置工事業など事業登録をしております。
その電気工事の責任者として登録がされている人は（電経1種・電工1種・1級電工施工管理士）と電気資格のフルコースを持っている人が他の会社を定年退職したので嘱託としてきてもらいその人の資格で電気工事業の登録しているという状態です。
当事業所に電気関連の資格を持っているのは他に自分以外はおらず、屋内配線工事などは下請けにやらせるため資格所持者は直接必要ないといったことでした。
私は2種電気工事士の免許はありますが、1種電気工事士に合格してから5年以上経ちましたが実質の経験年数は今の会社に入ってまだ2年ほどで、2種習得後に働いた他の会社は電気工事業の事業登録してい無かった為経験年数に入りませんでした。
今の責任者の方は高齢ですのでいつどうなるかわからないので、もし何か合った場合は私が勤続3年以上になっていれば、私が電気工事業法でいう主任電気工事士（第二種電気工事士の実務経験3年）として責任者になれば会社としても問題なく電気工事業の建設業許可はとれるのでしょうか？
それとも他に電験や電工施工管理士など別の資格を持った人がいないと建設業許可は取り消しになってしまうのでしょうか？

Answer 1

建設業許可には一般建設業許可と特定建設業許可がありすが
特定建設業許可が受けることができるのは1級電工施工管理士又は技術士
のみなので現在特定建設業許可を受けているのであれば1種・２種電気工事士
では更新できません

一般建設業許可のみであれば第二種電気工事士の実務経験3年又は1種電気
工事士免許で登録可能と思います。
たぶんそちらの状況を予想するに一般建設業許可の可能性が大きいですね

http://www.ins-ss.com/tamaken/sikaku.html

ただ経営審査のポイントがかなり下がりますね
1級電工施工管理士 ５点
電工1種及び２級電気施工管理士 ２点
第二種電気工事士の実務経験3年及び電験＋実務経験 １点

それと下請けにだすのならいいのですが電気主任技術者（試験で取った
場合電験）の範囲など持っている資格以外の範囲の工事は自らできなくなります。

余談ですがその人電験1種ってすごいですね、建設業の許可関係では評価が低いですが
電気知識のレベルでは電工1種・1級電工施工管理士より遙かに上で天と地の差があります

Answer 2

先の回答者様の回答で大体あっていますが、改めて回答します。

まず、許可が「特定建設業」なのか「一般建設業」なのか確認してみてください。

特定建設業（電気の場合、その中でさらに指定建設業になっているので、他の業種より資格要件が厳しい）の場合、「専任技術者」の資格要件は、
・技術士（建設部門）、技術士（電気・電子部門）
・１級電気施工管理技士
のみになります。

一般建設業の場合は、上記の資格に加えて、
・２級電気施工管理技士
・第１種電気工事士、第２種電気工事士（実務３年）
・電気主任技術者（実務５年）
・建築設備士（実務１年）
・１級計装士（実務１年）
・実務１０年
・電気系の大学卒（実務３年）、電気系の高校卒（実務５年）
になり、建設業許可に関してはほとんど問題ないと思います。
これでしたら質問者様以外にも資格者はいると思います。

ちなみに建設業許可に必要な「専任技術者」が不在になった場合は取り消しではなく、電気工事業の一部廃業になります。
機械器具設置工事に付随する簡単な電気工事などを一式で受注している分には問題ないと思いますが、電気工事単独で請け負っている場合は素直に廃業届を出した方が良いと思います。
ばれると営業停止、悪質な場合は許可取消になる恐れがあります。（公共工事を請け負っている場合（下請でも）はその可能性があります）
一度、廃業しても技術者が入れば改めて業種追加をすればいいのです。
（手数料はかかりますが、許可番号は変りませんので表向き分かりません）