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薬剤師国家試験は昔に比べてかなり難化しましたか?

薬剤師国家試験は昔に比べてかなり難化しましたか?二十数年前に薬剤師国家試験を受けました。進学するということで研究室で実験をしていたのですが、1か月ぐらい前からは国家試験のための研究室も休みとなり国家試験の勉強を本格的にしました。それより以前はもっと薬剤師国家試験のための勉強時間は短かったと当時の先輩が言っていました。 今は薬学部は6年制にもなって学ぶことも格段に難しくなっているでしょうし、薬剤師国家試験は劇的に難化しているのではないでしょうか。現在は厳しめの篩にかけられているので合格している方はかなりの知識があるものと思います。 大学によっては合格率が低いようですが、かなり昔の国家試験だったら受かるのではないでしょうか。

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知恵袋ユーザーさん

回答(5件)

  • ベストアンサー

    薬学部の予備校講師です。 私の場合は、旧制度の4年制最後の年度(2009年)で薬剤師免許を 取得しましたが、現在、薬剤師国家試験対策予備校で、6年制の 薬剤師国家試験対策も担当していますが、4年制の最後の年度付近 と、現在の6年制の薬剤師国家試験の難易度は、同程度から、若干、 簡単になっているように感じます。 その根拠としましては、4年制時代と、6年制時代の初期には 有った各科目の足切り点が無くなったこと、受験生の正答率が低い 問題は問題文自体が正しくても廃問扱い、または、傾斜配点で、 低く採点されるという制度上の理由が有ります。 加えて、必須問題の簡単さは、高校生レベルの問題も多く、正直、 筆舌に尽くし難く、旧制度の4年制の卒業生で有れば、8〜9割 は余裕で取れると思います。 加えて、物理化学生物の基礎分野の比率が、4/23と低下しており、 加えて、問題自体の難易度自体も、物理化学生物、衛生、薬剤について、 低下しています。 その分、薬理、病態、薬物治療、実務は、難しくなっていますが、 これらの科目は、極論、暗記でも対抗可能なことから、理解力の 低い、言い換えると、卒業時点での薬理、病態、薬物治療の知識は 有るものの、物理化学生物という基礎科目が出来ていないので、 4年制と比較して、その後の勉強面で伸び代の低い薬剤師が大量生産 されているように感じます。 私の個人的な意見としても、物理化学生物という基礎科目が苦手な 今の6年制の薬学生が、旧制度の4年制の問題を解いたとしても、 理解力の点で、正直、厳しいので、物理化学生物の基礎科目の 足切り点に引っ掛かるのでは無いかとは思っています。 また、旧制度の4年制の薬剤師に取っても、傾斜配点などの制度が 有るので、正答率は別として、得点率では9割を取るのは厳しいと 思います。 最後に、最近、薬剤師国家試験の生徒さんを担当していて、酢酸や、 炭酸が酸と分からない生徒さんがいた時(その生徒さんによると、 酢酸や、炭酸のどこの水素が放出されるか分からないのが原因との こと)には、その生徒さんは、旧設の薬学部生でしたが、この レベルでも、今の薬学部は卒業出来るのかと別の意味で関心しました。 この生徒さんについては、極端なケースでは有ると信じたいですが、 AO、推薦入試などで、高校レベルの勉強(化学)をしないまま、 大学に入学し、大学では、過去問中心主義で単位を取得し、旧設の 薬学部でさえ、落ちる所まで落ちたのだなと思いました。 他にも、薬学部の進級対策をしていて、生徒さんのレベルにより、 絶句する(分数の割り算が出来ないなど)ことが繰り返されて いますので、個人的には、それが、今の一部の薬学部生の実情 ではないかとは思います。 以上、参考になれば、どうぞ。

    なるほど:1

  • 今の国家試験は ⚫︎過去問と同じ問題は使わない。 ⚫︎問題数は345問に増加 ⚫︎相対基準の導入 ⚫︎104回からは禁忌肢の導入 など、色々と変更になっています。

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  • 4年制の時の卒業生です。 現在の国家試験の問題は見ていませんが、みなさんの意見を見ると難しくなったと思います。 私の時、国試1/3は過去問からでたので、3年間の過去問を14時間(/日)×2週間で3周り勉強し、95%くらいとれたくらいです。

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  • 試験で点数をとるというテクニカルな話をしますと、 先輩方が受けられた頃は \ABCDE 1正誤正正誤 2誤正正誤正 3誤誤誤正正 ・・・・ という組み合わせを選ぶ方式が主流でしたが、6年制の97回以降では 正しいものあるいは適切でないものを、1つまたは2つ選べ(ダブル マークは両方正解のみ得点、部分点無し)と変わりました。 難易度そのものは単純比較し辛いので、出題形式の違いだけに 触れましたが、正誤正・・の形式では組み合わせをじっと見ていると、 組み合わせが1カ所だけ異なるとか、縦の正誤が一つわかるといきなり 2択になるとかいう問題もまれにありました。 今よりも大学進学率が低く(現在50%に近いですが20年前は30%です)、 薬学部も少なかったので、粒揃いの学生さんが多かったのではないか とも思います。受験対策そのものが短時間だとしても、学問を 修める為に費やした時間との合計で考えればやはり相応の時間を かけていたと考えます。 今国家試験に手こずる学生さんには学習の足らない方もおられるので、 そういう方が昔の過去問を解いて、例えば7割8割取れるかと考えると やはり手こずるのかもしれません。

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