名城、中部、愛知工業大学の工学部の差はどのくらいですか？

Question

名城、中部、愛知工業大学の工学部の差はどのくらいですか？

Answer 1

名城大学＞＞愛知工業大学＞中部大学
昔から名城は「愛愛名中」の括りに位置しているので、他の2校よりも頭2つ分ほどの差があります。もちろん偏差値も他の2校よりも高く、ランク的にはＣに設定されています。
名城大は薬学部や農学部を含む総合大学であり、教授陣も国内外で有名な人材を確保し、授業料を低く設定している点も評価され人気を集めています。
また、他の2校と異なり、国立の名大や名工大の滑り止めとして一般受験されることもランクが高い証です。

愛知工業大学と中部大学は同程度の偏差値と思われていますが、ランク的には愛知工業大学がＤマイナス、中部大学がＥプラス、という設定です。
この差は、古くから工学部に特化した愛知工業大学と、かつての工業大学という看板を捨てて総合大学を目指す中部大学との差です。
設備投資に関しも、愛知工業大学は様々な実験棟や実験設備を拡充していますが、中部大学は様々な分野（教育・医療・国際）への学部の新設に投資しています。
北陸の金沢工業大学も偏差値的には50程度ですが、工学部に特化しているので企業から高い評価を得ています。
大学の企業評価というのは後援会の力も大きく関わってきます。その点、愛知工業大学の愛名会は中部地方の企業と大きな繋がりがある為、就職に関しても多少は有利になります。
ちなみに、この3校の中で授業料がいちばん高いのが中部大学です。

最後に、名古屋市内の公立高校（偏差値50程度）に提示された工学部の指定校推薦条件は、名城大学（評定平均4.3以上）、愛知工業大学（評定平均4.0以上）、中部大学（評定平均3.8以上）となっているので、推薦の条件提示する大学自身もこの序列を納得している証拠です。
中部大学がこの序列に納得していないのなら、他の2校よりも高い評定平均を提示すれば良いのですし、ＡＯ推薦（他の2校では未実施）を止めれば良い話です。