少しテクニックが必要ですが、問題を読まずに先に肢をざっと読んでみてその肢が何について説明しているのかを理解できるまで知識を身につけるような勉強法もあります。もちろん条文や判例などを十分理解してないと意味がないのですが、肢の中から仲間外れを見つけ問題文を読んで確認するという方法です。近年の本試験では過去問レベルだけでは合格は難しいと思います。応用力が必要な問題も増えてきているので、本試験前には各予備校の予想摸試を多く受け初めてみる問題にも動じない訓練をしておいた方が良いでしょう。来月本試験ですね?検討を祈ります!
行政書士試験は、他の士業に比較すると簡単な部類の資格ですが 行政書士のみを初学者が受験する観点からですと 難しいとは思いますね。 過去問を解くにあたりテキストの横に過去問の肢別が載ってる それを見てるので過去問は何か解ける 行政書士六法も同様に条文の下に 過去問の肢1つが出ててそれを無意識に覚えてて 正解できてしまう しかし、それらにない過去問とかですと 何故か解けないというのは 基礎の土台がまだ整ってない証拠です 所見問題でも何を聞いてるかは分かるはずです 中には重箱をつつくような問題もありますが 基本的には聞いてることは分かるはずです テキストを読み込みか顧問をやる際において 過去問を間違えたのであれば解説を読み 分からないなら一度、テキストに戻るべきです その繰り返しで基礎力は高まっていきます
問題が解けない理由は、大きく2つあると思います。 ・制度趣旨が理解できていない ・条文がわかっていない 憲法は前半が人権で後半が統治機構について書いてあるというのは把握されてるかと思いますが、人権については「なぜ」「誰を」「どういう方法で」保護しているのかということがわからないと、変化球が来たときには手が出ません。 同じ傾向で配点が大きいのは民法でして、主人公Aとその相手B、善意の第三者Cと悪意の第三者Dなど登場人物がいっぱい出ます。 民法というのはこれらの登場人物の権利保護と、その権利が損なわれたことに対して誰にどれぐらい責任があるかという比較衡量で結論が出ています。 ですから、問題集の正解を見ても帰責性と権利保護の天秤がどのように動いたのかということがわからなければ理解したことになりません。全くおんなじ問題を出してもらわないと正解できない状態ですので、これでは合格点は取れません。 このあたりの感覚を磨いて下さい。 憲法の後半は統治ですが、どういう場合、誰が、いつからいつの間に、どういうことを行なう権限があるかというのをガッチリ押さえて下さい。なんとなく条文を素読するのではなく、国会の活動(当然、内閣の活動などとも密接に絡んできますが)をタイムラインで図示してみるなんていうのもいい勉強だと思います。 この傾向があるのが行政法の中でも行政救済法や行政手続法です。どういう場合、誰が、いつからいつの間に、何ができるのか。あるいは何をしなければいけないのか。するよう努めなければいけないのか。気を抜いてしまいがちなこういう隅々をきっちり押さえて下さい。 条文をただ読んでいるだけでは「誤っているものの数を答えよ」といういわゆる個数問題なんかは全部合っていると言われればそうも思えるし間違っているかなと思えば全部間違っているような気もするという状態になります。これ、本番の試験ではかなり焦りますよ。 なお、ご存じかとは思いますが行政事件訴訟法とは民事訴訟法の特別法であり、権利保護と比較衡量という考え方は出てきます。 民法だから条文の記憶は曖昧でいいとか行政法だから制度趣旨の理解は不要とは思わないで下さい。
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