男子の場合は残念ながら全国区で求人を出している大手企業(外食、小売、介護など不人気業界は除く)でリクナビやマイナビなどの大手求人サイトを使ってエントリーをするような就活では関関同立に全く勝ち目がありません。 女子の一般職で有名企業に行っている学生もいますが、銀行や証券・保険業界など金融系は寿退社や出産による退職・派遣社員化である程度人数が減ることを前提に採っていて、その場合は学歴以上に容姿も重要視されているということも忘れてはなりません。 こればかりはどうしょうもありません。 例えば関西の中学校で300人生徒がいて8クラス(1クラス37~38名)あれば、京大・阪大などの超難関大学は中学の主要5科目の成績で1位~10位(クラスで1位か2位)、関関同立など難関大学は同じく10~30位の子(クラスで6位ぐらいまで)、産近甲龍など中堅上位の大学は同じく30~80位の子(クラスで10位ぐらいまで)、摂神追桃など中堅下位の大学は同じく80~160位の子(クラスで22位ぐらいまで)、大阪産業大学、大阪学院大学、大阪経済法科大学といった易しい大学は同じく150位~200位の子(クラスで29位ぐらいまで)が行く所になります(実際は親の収入格差が影響するし、予備校などで頑張った学生が下克上を起こしたりするし、成績が下位になるほど大学に行く意欲が減るのでもっと複雑です)。 クラスで4位の子と17位の子では成績も地頭も結構違います。それを大学に反映した場合、関関同立の学生と摂神追桃の学生では基礎能力、勉学に対する姿勢、物事に取り組んだ時の効率がだいぶ違っていて、大手企業はその能力を欲しているのです。 そういう会社相手だと面接でいくらアピールするしても限界はあります(ただしあなたが体育会系で、体育会系を欲する企業だったら部活の実績をアピールすれば気に入ってもらえるかもしれません)。 例えば採用実績校が関関同立以上の会社の場合は、1ランク下の産近甲龍にも、もしかすると優れた学生がいるかもしれないという意味で学歴フィルターを開放する場合がありますが、2ランク以下の摂神追桃には見込みがある学生が少ないという意味で学歴フィルターで締め出してしまいます。 ただし大阪や兵庫の中小企業ですと差はありません。中小企業は関関同立を出てうちの会社なんかでいんだろうか?という疑問が生じるように、学歴がミスマッチだと辞退率や早期の離職率が上がるので新卒の高学歴者を敬遠する所もあるからです。なので採用実績校を調べて、得意分野やバイトなどの経験を踏まえて身の丈にあった企業に行くのが一番です。そういった企業ならば面接の場ではあれこれアピールすることができなくても、人柄の良さを出すことができれば良い結果が出るはずです。 それと文系学部の場合、理系学部と違って大学の成績は就活にさほど影響しません。成績はもちろん学歴以上に、その人の持つコミュニケーション能力の高低、協調性の有無、地頭力(この場合は個人を測定するわけにいかないので出身高校名だったり、公立か私立か、一貫校かそうでないかで判断されることが多いです)、営業や事務といった仕事との適性をより気にしていて、成績では必要な能力は計れないからです。なので学歴も高く成績も良好だけどアスペルガーといった発達障害を抱えてると就活がままならなくなるのもそのためです。
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平均的には偏差値上位の学生の方が有利ではあるでしょうけど、会社もバカではありませんので出身大学名だけで全てを決めたりはしないと思います。 就職活動というのは、自分という商品を売り込む営業活動のようなものです。自動車の営業に例えれば、トヨタのような大手の車なら売るのに有利ですが、そうではないメーカーの車でも、売り方によってはちゃんと売れますよね。 大学名で劣るなら、それ以外の部分でPRできる長所や武器を身につける努力が大事かと思います。
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