ブレーカーと言うのは特定電気用品でそれを取り付ける作業は電気工事士にしか許されていません。
電力会社に近い位置で電気関係の仕事をしています。 結論を申し上げますと 「法的には電気工事士の資格は不要です」 しかし、交換の作業は電気工事士の有資格者が行うのが妥当な内容です。 日常仕事をしている電気工事士の方が行えば何の問題も無く出来る作業内容です。 もし交換作業に資格が要るとしたら工場でエコキュートにブレーカーを付けているパートの女性や派遣の方はすべて工事士免許を持っいなければいけない事になりますね。 以降は堅い話ですが法的な位置づけをお話ししますね。 適当に読み飛ばして下さい。 私たち電気工事に関わる人間は ・電気工事士 ・電気工事業法 ・電気事業法 の3つの法律の規定に沿うように気を付けて仕事をしています。 一方、エコキュート等の電気製品は「電気用品安全法」という法律で規定されています。 これは主に電気製品を製作するメーカー向けの法律です。 その電気用品安全法の中で特定電気用品として電線やブレーカーなどの116品目定められておます。 ただ、例外があって、そこでは機器組み込みの漏電遮断器、ブレーカーは除外されています。 ↓ http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/specified_electrical.html これはエコキュートに組み込んだブレーカーに不具合があった場合、 「ブレーカーの製造メーカーで無くエコキュートを製造販売したメーカーで責任を持ちなさい」 と言う意味だと思います。 家電メーカーによっては修理に認定制度を設けています。 https://ps-hp.jpn.panasonic.com/ps/feature/about/repair/ 不思議な話があって私の身近な工事では ・電気のメーターの交換 ・電柱を建てたり電線を張る工事 では電気工事士の規定の範囲で無いので電気工事士の資格は不要です。 (もっと難しい認定などがありますが・・) あくまでも一般電気工作物の工事を行うために必要な資格なので ・キャンピングカーの中の100Vの電源工事 ・自動販売機の中のブレーカー交換 ・大規模な病院、ビルなどの電気工事 などでは法的には電気工事士の資格は要りません。 参考になりましたら幸いです。
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