求人広告の「調整手当」とは,ほとんどの場合,給与があまりよくない仕事で,なるべく印象をよくするために金額を高く書くための「方便」です。たとえば,月給が15万の会社が,「給与15万+調整手当1~35万」などと書くわけです。そうすると,「50万もらえるかも」という夢を見るかも知れませんが,実際には「会社の規定」に基づいて支払われるので,ほとんどの場合調整手当は1万に近い方しかもらえません。 職場には,仕事のできる人もできない人もいます。それに対して,完全な能力給にすればよさそうなものですが,そうすると極端な給与格差が生まれます。それが常識的な範囲であれば構わないのですが,格差がつきすぎるのは会社や社会の安定を損ないます。本来,その辺の極端な差を解消するために支払われていたのが,調整手当です。また,技術開発などで卓抜な仕事をした人が,社内では地位が低く,また大人の事情で当面出世させるのが難しいような場合に,調整手当,という形で実質的な昇給を行うことなどもあります。
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