薬学部の学生です

Question

薬学部の学生です薬剤師になる予定ですが、薬局業務は在宅が中心となるみたいだと聞きました。
薬局薬剤師は業務の大半は在宅をやっているのですか？また、車で訪問する自宅が多すぎてかなり大変なのですか？
薬局は24時間営業しなきゃ潰れる時代だと学校の先生が言っており、プライベート重視で薬剤師なるのはやめた方がいいですか？
薬局以外の病院か製薬企業にいけば仕事は楽でプライベートも充実してると思いますがどうなのでしょうか？

補足

薬局だと24時間働くということは医者並みに働いても年収は半分以下ですよね？
薬局にいくメリットがわからなくなりました。

Answer 1

在宅やってない薬局、薬剤師たくさんいると思います。地域によって普及に差があるかと。ベテランの方々など在宅行くのに否定的な人もおりますし‥

車移動多いですが、一人で一日何十軒も行くわけではないので個人的にはあまり気にならないです。件数多いときは事務の方が運転してくれる薬局もあります

24時間営業の薬局は今後増えるかもしれませんが、そればっかりになるのはまだ先になるかと思います。これも地域によって差が出るように思いますが

現状仕事楽さ、プライベートで両立するのは、人員が不足してない調剤薬局(開業医門前)で勤務する事かなと思います。

個人的におすすめは、
病院で3ー5年⇨調剤薬局でかかりつけ薬剤師、在宅訪問メイン

※業務量多くてプライベートの時間もやや減りますが薬剤師としてやりがいあると思います

Answer 2

現在薬学部6年生です。

まだ現場に出ていないので完全に私の考えになってしまうのですが、
在宅は進んでいる薬局とそうでない薬局の差が激しく、進んでいる薬局は人手が足りないと嘆いていました。とても大変そうです。

今、国が、セルフメディケーションの推奨や、地域包括ケアシステム構築をかかげています。詳しく書くと長いので省きますが、これからの薬剤師は、医師や介護士などの医療従事者と協力して、より患者さん一人一人の生活に寄り添う働き方を求められているのではないでしょうか。

国の制度では、24時間体制導入や、在宅の実績があると薬局は国から加点が貰えるようになっています。薬局は経営して行くために、その加点をとろうとして、今色々と大変な時期なのでしょう。

正直言って医師より給料も安く、これから24時間体制に伴い、働く時間も一般的な時間で週休2日！！というわけにはいかなくなってくるかもしれませんね。
病院薬剤師も、扱う疾患は多く勉強も大変なのに、給料は薬局より低いです。（病院薬剤師は色々学べることが多いので、それが目的で就職すると思います）

少し話が逸れますが
海外の薬剤師って、その国の住民の人の信頼度は医師よりも高く、ワクチンの処方箋を書くことができ、薬剤師がみずから処方して注射できるみたいですよ。その地域の人からはとても信頼されていて、薬の相談や健康に関する相談も頻繁にくるそうです。
日本は医師会の圧力がすごいので、薬剤師が採血や簡単な処方ができるようになるにはまだまだ時間かかりそうですけどね。

今後、機械化が本格的に導入されれば、調剤は全部機械が自動で行うようになり、監査と服薬指導を薬剤師がやることになると思いますが、海外の薬局のように、患者さんが相談してくれる信頼された薬剤師になることがモチベーションになるのかなぁと思います。

薬局薬剤師は、ドラックストアが併設しているのならばOTC、生活用品も一緒に売ってます。例えばですけど、ノロウィルスの患者さんが来た時に次亜塩素酸の購入検討をアドバイスしたり、生活習慣病の患者さんには運動療法や栄養療法、健康食品などのアドバイスなど、疾患に付随した何かを患者さんに伝え、その患者さんにとって身近な医療者になることがやりがいなのでは？と思いました。

理想と現実ってかなりかけ離れてて難しいですよね…。私たちはそれで生活していかなくてはいけませんし…。

長くなってしまいましたが、質問者さんが、人生においてプライベートと仕事でどちらを大切にされているのかでも、選択肢は変わってくると思います。病院薬剤師と製薬企業の営業や研究開発職も決して楽な仕事ではないと思いますよ！
質問者さんが納得いく決断が出せるといいですね。