東栄住宅の建売住宅を数多く取り扱ったことが御座います。 Yahoo知恵袋で専門家登録して頂いているゼロシステムズの田中勲と申します。 現場の敷地内で積まれている建材などが雨に降られて濡れていたり、構造用合板が濡れてシミになっていることも少なくありません。 注文住宅であれば、施主の目があるので現場監督は、こまめに現場をチェックして雨に濡れないように建材を養生します。 しかし、東栄住宅のような量産の建売住宅では、一人の現場監督が数十棟の現場を見ていますので、地元工務店の現場監督のように頻繁に現場に行けません。 お客様から見ると、やはり不安になりますね。 一般的に、柱などの木材は、雨に濡れても乾燥すれば問題ないと言われています。 しかし、集成材の柱や梁、構造用合板などは、人工的に圧着されている木材ですので、本来は、濡れて放置されていることは、あまり好ましくありません。 できれば、建材が雨に濡れないように現場監督には頑張って欲しいところですが、東栄住宅に限らず量産の建売住宅の現場監督に、それを要求しても徹底することは難しいのです。 そこで必ず、私は、契約する前に土台、柱、梁などの含水率(木部の水分量)を測定しています。 含水率を測定して基準値を超える水分量の建材の場合は、購入を見合わせるが、乾燥するまで様子をみるという選択肢をご提案しています。 含水率については、以下の中で解説していますのでご参照ください。 http://www.0systems.com/ 東栄住宅に限らず木造の建売住宅は、現場監督や職人の能力とモラル次第で、アタリの建物とハズレ建物が存在します。 例えば、1号棟は『アタリの建物』でも隣の2号棟は、出来の悪い『ハズレの建物』ということもあります。 建売住宅を購入する際は、会社名で判断しないで『1棟1棟の品質を見極めて判断する』ことをお奨めします。 それと、咥えタバコや土足の現場は話になりませんね。 建売住宅と言えども、今どき咥えタバコで土足の職人は、全ての現場ではありません。(逆に珍しいくらいです) しかし、そのような現場の物件を私どもで建物診断しますと、何らかの問題点を含んだ建物ということも非常に多いので注意が必要です。 長文になりましたがお役に立てれば幸いで御座います。
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