基本的に法律で、各地方検察庁は、 各都道府県庁所在地の置かれた「地方裁判所」に対応して、 置かれると法律で決められており、(検察法 第2条) 各地方裁判所は、 都道府県庁所在地に置かれるものと決められているから。 (下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律) 北海道は、広すぎるので例外として4か所に分離されている。 また逆に札幌高等裁判所も、札幌高等検察庁も、 北海道しか管轄していない。 この他にも北海道は、 管轄を分割して多数の役所が置かれることが多いです。 >>都道府県名ではない地名を冠する地検が少なからず存在するのはなぜでしょう? 単純に、都道府県名と県庁所在地名が乖離しているからです。 本来は県庁所在地名がイコールで都道府県名なのですが、 統廃合など歴史的経緯により、 乖離してしまった都道府県が幾つかあるからです。
なるほど:2
管轄県名ではなく、地方検察庁の所在地から命名されているのでしょう。 地検は通常県庁所在地にあり、県庁所在地の市名は多くは県名と一致するので、地検の名前も県名と同じになる場合が多いですが。 そもそも北海道には、札幌、函館、旭川、釧路の4か所の地検があり北海道を分割管轄しています。全て所在地の名称です。 では東京地検はなぜ千代田地検でないのか!?となるのですが、これは首都の特殊性と考えるべきかと。日本の首都は東京か?みたいな話の類ではないかと。 高等検察庁も所在地の名称がつけられています。仙台高検や高松高検です。むしろ東北高検や四国高検とした方が分かりやすい気もしますが。 ところが区検察庁になると、この原則は必ずしも当てはまらないようです。地域ごとの様々な事情によるのでしょう。 たとえば千葉県の、銚子区検、東金区検、は管轄地(の一部)の名前が付けられています。この2区検は八日市場区検と同じ場所:匝瑳市八日市場が所在地です。つまり銚子区検や東金区検は管轄地域外に事務所があるのです。こうなると所在地の名称はおかしいし、同じ所在地名の区検が複数になってしまいます。
都道府県というのはエリア名です。検察庁がどこあるか、つまりポイントを示すには都市名のほうが適しています。
県庁所在地
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