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国は国家資格として「公認心理士」をつくりましたがなぜでしょうか?

国は国家資格として「公認心理士」をつくりましたがなぜでしょうか?学会認定ですが、立派に「臨床心理士」が活動しているはずです。 「臨床心理士」ができたときは多くの教授・学者が、国家資格にすべきだと後押しを していましたが結局、学会認定で終わってしまいました。 国が、何を考えているのか分かりません。 教えてください?

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回答(1件)

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    「公認心理士」ではなく「師」の字が正しい表記のようですね。 保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学の専門職として活動することができる国家資格とありました。 ↓以下法案に書かれていた理由です。 《近時の国民が抱える心の健康の問題等をめぐる状況に鑑み、心理に関する支援を要する者等の心理に関する相談、援助等の業務に従事する者の資質の向上及びその業務の適正を図るため、公認心理師の資格を定める必要がある。これが、この法律案を提出する理由である》 端的にいえば、職場や学校、災害・事故時などにおけるうつ病予防や自殺の防止等の心のケアに関する必要性の認識が高まってきたことと、『臨床心理士』をはじめメンタルケア心理士、メンタルヘルス・マネジメント検定など数々の民間資格がありますがそれらは難易度にバラつきがあり、専門職としての知識を必要とする資格から、容易に取得できてしまう資格まで玉石混合の状態を、国家資格とすることで一定水準以上の質を保持する狙いのようです。 また、労働安全衛生の資格は簡単なものでも国家資格になっており、国家資格とすることで長時間労働によるうつ病の発生やや各種ハラスメント等の労働安全衛生に対応できる資格を増やしたかったのではないかと思います。 また、国家資格とすることで、学校などの公的な所へも『国家資格保持者』ということで『箔をつけて』派遣しやすくなると思います。 ただ、資格要件を見ると民間資格の『フィナンシャルプランナー』の方がより実務的とされ、国家資格である『FP技能士」よりも社会的ニーズや評価が高い例もあり、『公認心理師』が必ずしも『臨床心理士』よりも評価が高いものになるとは言いきれないと思います。

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