四国地方に臨床獣医師(診療所の獣医師)が不足しているのは事実です。 同じく獣医学課程を有する大学が無い北陸地方も不足はしています。 http://www.maff.go.jp/j/study/other/jui_jukyu/pdf/report.pdf ところが四国に獣医学課程の大学を作るのと四国に獣医師が増えるのは別問題かもしれません。 1)そもそも地方大学の獣医学科の学生の約9割が地元出身ではない つまり地元に定着した獣医師ができるとは限らない。 2)畜産の進興、家畜衛生、公衆衛生(人間の衛生)、研究を目的として四国に獣医学科を増設するタテマエに無理がある ・例えば全国16獣医学科大学のうち北海道には古くから3校もあります。政策として畜産の振興を考慮していました。ところがどっこい、北海道では畜産の獣医師は不足し小動物(ペット)の獣医師は過剰です。コントロール出来ていません。 3)研究等について 研究に獣医師免許はあまり必要ありません 鳥インフルエンザ、口蹄疫などの研究がどーたらとありますが、ウイルス学/微生物学や疫学や衛生学の研究活動に獣医師免許は必要ありません。バイオテクノロジー関係も。 実際に獣医学科の教授でそれらの関係は、医学部・獣医学以外の農学部、理学部ことによると水産学部出身の人も多いです。 例えばノーベル賞の生理学・医学賞部門などでも受賞者にお医者さんは少ないですよね。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E8%B3%9E%E5%8F%97%E8%B3%9E%E8%80%85#.E7.94.9F.E7.90.86.E5.AD.A6.E3.83.BB.E5.8C.BB.E5.AD.A6.E8.B3.9E
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