もちろん社会人からの受験も出来ます。 入隊コースには自衛官候補生と一般曹候補生があります。その二つの選択によっては将来を左右しかねません。 自衛官候補生は任期制の自衛官、教育期間3か月は階級が与えられませんので一般の会社でいう「試用期間」にあたります。その間に基本教練や自衛官の資質、体力向上を審査され、基準に達したら「二等海士」に任命され自衛官の仲間入りです。残りの2ヶ月間は部隊配属に向け職種訓練です。修業後は海上自衛隊は殆ど艦艇勤務です。ごく稀に陸上部隊勤務になる人もいます。任用期間は三年で一任期、希望によっては2年間再延期されます。今の海上自衛隊は最大でも三任期までです。満期に近づいたら再就職の為の就職援護や免許、資格取得が出来ます。もちろん三曹への選抜試験を受け合格したら三曹に昇進出来ますが、ハッキリと言って難しいです。 一般曹候補生は一生涯自衛隊に勤務する前提する非任期の自衛官です。入隊したら最初から二士に任命され教育隊で教育訓練は自衛官候補生と同じです。部隊勤務でスキルを磨きながら術科学校に行ってマーク(職種特技)を取得し士長に昇進した一年目で三曹への昇進資格が出来ます。教育隊や術科学校の成績や体力測定、水泳能力テスト、普段の勤務態度を加味し選考試験に合格したら三曹昇進ですが、早い人は入隊して三年で三曹になりますが6年たっても昇進出来ず肩叩きされる人がいるも確かです。しかも自衛官候補生みたいに満期退職金が出ませんので……三曹に昇進しても安泰ではありません。昇進のたびに試験を受けなければなりません。自衛隊の定年は曹長、准尉で54歳、一曹で53歳、二曹三曹は50歳です。自衛隊の定年は普通の公務員や会社員より若いですから自衛隊でずっと勤めるか自衛官候補生で満期退職金を貰って社会に出て民間で働くかの違いですよ。 試験の内容は 自衛官候補生は国数社 中学校卒業程度の難易度 一般曹候補生は国数英 高校二年生までの難易度 その他に論作文試験、身体検査、面接試験で一次の学科試験の合格者のみに身体検査と面接試験が課せられます。地本によっては受験生が少数の場合、地本の判断で全ての試験を一日で終らせる場合もあります。自衛官候補生でも試験を甘く見てはいけません、中には落ちる人もいますので。身体検査でも結構不合格者もいますよ。面接試験で入隊する意志表示をハッキリとさせるのも合格術の一つです。 海上自衛隊はやりがいのある職場です。任期で辞めるか定年まで勤めるかはあなた次第ですが海上自衛隊の魅力に取り付かれたら一生涯勤める気になりますよ。三曹に昇進したら幹部にもなれます。限にセーラー服からの叩き上げで三佐まで昇進した隊員もいるくらいですから。思いたったら吉日で早速地方協力本部の門を叩きましょう。地本は最初から相談にのってくれますし受験から入隊着隊まで色々と面倒を見てくれます。私は昔海上自衛隊にいたからこれだけは保証します。
29年度第1回目の採用試験受付が既に始まっています。 http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/sp/recruit/08.html 5月5日締切ですからお近くの募集事務所に連絡してみてください。 http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/sp/contact/index.html
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