解決済み
自分のキャリアとしてキャリアコンサルタントを考えているものですが、現在、実務の経験はありません。まず、キャリアコンサルタントの講習・試験を受けて資格を取るのが第一歩だと思うのですが、そのあとは実務経験を積んで、技能検定キャリアコンサルティングの2級、1級へと進んでいくのがキャリアアップの道筋だと理解しています。そこで問題なのは、キャリアコンサルタントの資格を取ったあとに実務につけるかどうかです。講習を行っていることろが10社ほどあるようですが、どこで資格を取るとどんな実務につける可能性が高いのでしょうか? 自分としてはメンタル系というよりかはキャリア系のコンサルを強みにしていきたいと考えています。 なにかご意見をいただければ助かります。
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>講習を行っていることろが10社ほどあるようですが、 >どこで資格を取るとどんな実務につける可能性が高いのでしょうか? 厚労省の指定講座(140時間講習)は、どこのを受講しても、その後のキャリアに違いはないと思います。これらは受験資格を得るための最低限の講習です。即戦力的に実務に直結するような技能や知識がここで得られるようなことは期待できないのでは、と思います。 合格後のキャリアについては、キャリアコンサルタントがどんなところで働いているか、という情報がお役に立つかもしれないと思うので、思いつくままに書いてみますね。(キャリコン資格といっても、業務独占資格ではなく、多くの資格と同じように経験が優先される職業なので、これらの現場には未取得者の方々も働いています。) (1)教育分野のキャリコン→大学や短大、専門学校等のキャリアセンターが主になると思います。これから初めて社会に出る学生さんのための支援です。就活の具体的なアドバイスや職業理解、自己理解をツール等を活用して進めていく支援や、企業求人の開拓も行いますので、職業斡旋的な要素もあると思います。学生向けのキャリア教育の実施者としての専門性が期待される現場もあると思います。 (2)職業斡旋分野のキャリコン→キャリコン数が最も多いのはこの分野だと思います。ハローワークとか有料職業紹介(人材紹介)、自治体や厚労省が運営する様々な職業斡旋サービスの現場で、実際に転職や再就職を考えている人の相談支援を行います。職業経験の棚卸や応募書類の作成、面接対策等を指導し、職業マッチングを行います。求人開拓を行う現場もあると思います。最近は女性とか高齢者とか障害者とか、対象者を特定した支援の専門家も増えてきました。 (3)企業内キャリコン→企業内で働く社員のキャリア支援をします。最近は、企業内キャリアコンサルティングに対する厚労省からの助成金制度も整備されてきており、厚労省的にはこの分野を特に伸ばしていきたいようにも見受けられます。個人のキャリアプランニングを支援したり、ワークライフバランスの問題、能力開発のほか、職場環境への働きかけに至るまで、キャリアに係る様々な課題に取り組みます。 将来の方向性を検討していくならば、上記3分野のうち、まずご自分がどこに関心があるかということをお考えになるとよいのでは、と思います。 ただし、実際の就職の場面では、資格だけではなかなか正規採用されることは難しい現実があります。非正規職員や自治体の短期雇用等で経験を積んでいくことになるのでは、と思います。 キャリコンの仕事につくにあたっては、これまでの経験業界や職業的専門知識(技術とか特定の業界とか)、相談支援の適性を示すような実務経験等が、資格よりもむしろモノを言う場面が多いのでは、と思います。 求人広告をとにかくマメにチェックして、キャリコンがどこでどのように求められているかという情報を収集しておかれるとよいと思います。 お役に立てればよいのですが、的外れな回答でしたらごめんなさい。
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